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その少女は泣いていた。
気が付けば、体の周りが少し熱かった。
「勝手に燃えてんぞ...。」
「離れろ!入手、血月‼」
聞こえてきた声を無視して、学ランを後ろに押す。
「...え?」
怪我をするのは、1人でもいい。
「友達にはなれます。」
この言葉はきっと『僕』の言葉。
『僕』の意思。
『僕』の行動。
泣いている少女を抱きしめて、1つ1つ本音を言う。
「あなたとは一緒に行けない。
それは、僕が死んでも一緒。
でも、僕はあなたのことをずっと忘れない。
あなたが、僕のことを忘れたとしても、世界が僕やあなたを忘れたとしても、
絶対に忘れない。
それが、僕たちの友達の証。」
最後に見た少女は、
――――笑っていた――――
気がついたら、俺の手には『01 染色体』があった。
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革ベルト
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あずきいろ
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ななしのヴィランズ - カゲプロを創ったのはじん様です、貴方様のオリキャラが創ったわけではありません。「ごめんなさい」ではすみませんよ? (2021年11月4日 15時) (レス) @page3 id: b2611adeda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チア | 作成日時:2019年8月25日 17時