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ドッキドキ☆校内お化け屋敷(13話) ページ16

現在僕はうーらかで決めたペアの原さんと校内を物色しながら歩き回っている




だんだん暗くなってきて本当にお化け屋敷に入ったかのようだ





ちょいちょいビビリな僕は原さんを見失わないよう、先ほどからガン見を続行している






原「…ねぇA暗いから本当か分からないけど…めっちゃ視線痛い…」





A「べ、別に見てませんッ!ちゃんと存在している人間なのか確かめてる





  だけですしッ!?」






原「いや…それ俺を見てるって事だよね…ちゃんと生きてるから」







A「よかった…いきなりすり替わってたとかだったらもうどうしようかと…」






本当に不気味だ






なんにせよ原さんお目目が隠れてるのでもはや幽霊みたいだし…いきなり





「実は俺第三の目があるんだよぉ〜いないいな〜い…ばぁ❤」





とかされたらもう腕一つで無限の彼方まで吹っ飛ばしかねない






原「ん、この音!ここは理科室か」





A「音?何の音ですか…あれ、カーンカーンって聞こえ…」






原「なんか以前誰かが実験の時失敗して室内爆発しちゃったらしくてさ、





 それ以来直すのが大変らしくて…時間の都合上で夜になると工事屋さんが来て





 修理してるらしいんだ」






A「成程……でも理科室っていうとアレですよね頭蓋骨。





  僕アレ苦手で…」





原「あーそれだったら今日授業で使った!確かそこの入り口辺りに立って…」






A「あああっ!やめてくだざいぃ!って置いていかないでくだざいぃ!」






原「ここ…ってあれ?無い…?おかしいな」





A「ゼ〜ハ〜…怒りますよ」





原「ああっ!ごめんてば!ほら機嫌直してよ〜…」





A「…じゃぁ」






ぎゅぅ






原「え?」






A「…帰るまでこの状態で」






原「A…」






原「…握りしめてるとこ俺の首…い、痛い…ッ」






A「…うわぁ!ご、ごめんなざい!原さんって背高いから




  手はここらへんにあるのかと!」






原「そこまで高くないから…手はここ」




ぎゅぅ





A「はぃ…」






原「………なにこれ」





A「え?」





原「すっげードキドキする…」






A「え?」






原「……も、もう戻ろう!うん!そうしよう!手、手は……そのままでいいかな」






A「あ、はい…」





原さん姿は見えないけどきっと…

隠された真実(14話)→←学校泊まるならやるしかないでしょ!(12話)



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怠惰化した俺 - おもしろかった/シャッハァァァァァァァァァ (2014年10月23日 21時) (レス) id: b5414452a2 (このIDを非表示/違反報告)
\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ? - お気に入り登録ヤってで〜 (2014年10月19日 19時) (レス) id: 22fdbdf672 (このIDを非表示/違反報告)
猫@猫(プロフ) - 指摘ありがとうございます。なおさせていただきました。 (2014年9月29日 2時) (レス) id: f862ac7e02 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - リビングなみの「なみ」は「波」じゃなくて並だと思うよ〜 (2014年9月27日 20時) (レス) id: a7441b9d3e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫@猫 ゆづき | 作成日時:2014年9月24日 22時

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