【鏡飛彩】煩いコイツをどうにかしてください【仮面ライダーエグゼイド】

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プレゼントの袋を一通り開け終わり、CRへと戻ると何やら研修医達がせっせと準備をしていた

「何をしているんだ」

「あ!飛彩さん、丁度いい所に来てくれましたね」

机の中央にはスポンジケーキがのっており、周りには生クリームや果物が置いてあった

「これからAちゃんにケーキ作ってあげようと思って!飛彩さんこういうの得意そうだから」

「普通に買えばいいだろう。面倒くさい、やらないからな」

「つべこべ言わないで飛彩も作る!」

ポッピーピポパポに背中を押され、渋々ケーキを作る羽目になった。
ほぼ俺がやっている状態になっていた。完成した時には研修医達は拍手をしていた

「…全部俺にやらせやがって」

「じゃあCRにAちゃん呼んでくるので、待っててください」

CRはいつの間にか飾りつけされていた。疲れてソファーに座った
暇になったのでアイツの両親について検索をかけてみた

「あれ、Aちゃんの両親？」

「…上手くいってないみたいだからどんな親なのかと思ってな」

検索をかけると色々出てきた。その中で気になったモノをタップする

『金融会社を経営する両親を持つ』とAを特集した記事には乗っていた。他にもその会社はハワイにあるだとか諸々…

「Aちゃん、結構ご両親の事悩んでるみたいだから…今日は楽しんでもらおうよ」

今日ばかりは仕方ないか。誕生日っていうのと両親に用事をキャンセルされたっていうので落ち込んでいたし

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