【鏡飛彩】煩いコイツをどうにかしてください【仮面ライダーエグゼイド】

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Aside

ベッドに横になっていると

「Aちゃーん」

この声は……

「やっぱり!貴利矢さんだったんですね!」

「久しぶり。仕事、お疲れ」

「ありがとうございます。貴利矢さん、仕事帰り？」

「そそ」

起き上がって話す。貴利矢さんは私がCRに入れたキッカケとなった恩人の中の恩人である。この人と一番仲がいいと思う

「かかっちゃったんだ」

「はい。でも皆さんが治してくれるんで大丈夫ですよ!ね、貴利矢さんも治してくれるんでしょ？」

「そうだね。でも、飛彩センセーに治してもらった方が嬉しいんでしょ？」

「はい!でも治れば結果オーライって事ですよ」

ニッコリ笑ってみせると、優しく撫でられた。CRの人達が私は大好き。優しいから

「お。んじゃ自分は上に居るから。なんかあったら呼んでね」

「はーい」

貴利矢さんが上に行ったのは飛彩先生が来てくれたから。気を遣って二人きりにしてくれたんだ

「飛彩先生!!さっきは大丈夫でしたか!?」

「嗚呼。バグスターは逃がしたが」

「先生、無理しな…いた…ぃぃ…」

「大丈夫か!」

私のバグスター、どんだけ暴れてんの？こっちは苦しんでるっていうのに。でも…

「飛彩先生が心配して、皆優しいから…私、治らなくてもいいかも」

横になりながら冗談で言ってみる
勿論、治したいとは思ってるけどね


「ふざけるな!!」

「ひ、飛彩先生……？」

いきなり怒鳴られ、私は肩をビクつかせた。こんな先生初めてみたから

「治らないまま、死んでしまったヤツもいるんだ!そんな治るヤツが治らなくていいなんて口にするな!!」


そう言って飛彩先生は行ってしまった。私、怒らせちゃった……どうしよう…私が変な事言ったから……

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