【鏡飛彩】煩いコイツをどうにかしてください【仮面ライダーエグゼイド】

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CRの部屋で、二人が戦っているところをジッと見る。時々、窓にバグスターがぶつかってきて驚く

「Aちゃん、危ないからこっち来てよ」

「明日那さん、私のせいで皆に危険を伴わせてしまっているの？」

「ううん、違う。Aちゃんはなんも悪くないよ、ウイルスが悪いの」

肩を掴まれ、ジッと見つめられる
逸らしそうになるけど何だか逸らしちゃいけない気がするから私も見つめ返す

「Aちゃん、親の事で悩んでたりする？」

「いえ、そういう訳じゃないんですけどね。ただ親が怖いだけで、別にどうって事はないです」

「？じゃあストレスではないの？」

「はい、今のところストレスぽいのないですよ」

本当に、親は別に連絡しなければどうって事はないし。なんだろう、私のストレス。

「!バグスター、逃げちゃった…」

「本当だ…」

「あの…看護師さん。Aちゃんはどうしちゃったんですか？」

明日那さんは私を見て、そうか!と言った。私はこの病気は知っていたから話すのを忘れてたみたい

「Aちゃんは、バグスターウイルスというものに感染してゲーム病という病気にかかっています」

「ゲーム病…？」

「命に関わる病気です。でもさっきの二人が治療をして、治してくれるので大丈夫です」

マネージャーさんはケロッとしている私を見て青ざめた

「なんて事……Aちゃん…」

「絶対に飛彩先生と永夢先輩が治してくれるので大丈夫ですよ」

ニコリと笑うが、マネージャーさんは泣きそうになっていた。別に大した事ないのに。マネージャーさんは逃げるようにCRを出て行ってしまった

「あ、先生と先輩!」

「Aちゃん、随分ケロッとしてるね。さっきの落ち込みがないくらい」

「はい!元気で……すよぉ…」

途中で激痛が走り、うずくまる

「無理しないで？あ、ベッド空いたから行こう」

永夢先輩がベッドまで連れて行ってくれて、私はそこで寝る事にした

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