〜親友との別れ〜 ページ31
家の中は、薄暗くて不気味なほど静かだった。
廊下を歩いていると、急に人影が。杖で照らしてみると、ジェームズだった。
「ジェームズ！！！」私は、ジェームズの体を支え、揺さぶった。
一瞬のことだったのか、目は開き生きているのかと思うぐらいだった。
「ジェームズ！ねえ、返事して！リリーと赤ちゃんは！？無事なの！？」
返事は帰ってこない。ジェームズ・・・！一緒に悪戯したり、遊んだりしたのに・・！
君ほどの実力の持ち主でも敵わなかったの・・・・？
私は、ジェームズを横に寝かせた。「うえーん！！！」赤ちゃんの泣き声が聞こえた。
私は、声がするほうへ急いだ。
そこは、子供部屋でリリーを抱きかかえるセブルスの姿があった。
赤ちゃんも大泣きしている。「・・・セブルス。リリーも・・・？」
「・・・。」セブルスは、ただ静かに涙を流していた。
赤ちゃんの額には傷があった。「君も傷つけられたんだね。でも、お父さんとお母さんがしっかり守ってくれたんだね。」私の瞳から涙があふれ出した。
リリーもジェームズも私の大親友だった。なのに、若くして逝ってしまった。
『A！悪戯しに行こうぜ！』『もう、ジェームズ！Aまで巻き込まないでよ！』
ジェームズとリリーとの思い出が一気によみがえってきて、涙が止まらなくなった。
「ジェームズ、リリー！！！」私は、しばらくジェームズとリリーの家で泣いていた。
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Mia(プロフ) - 読んでるとハリーポッターの世界に引き込まれました！凄かったですよ！ (2020年3月30日 11時) (
レス) id: 74332ca93a (このIDを非表示/違反報告)
天命澪里(プロフ) - ありーすさん» ありがとうございます！まだまだ初心者ですが宜しくお願いします！ (2018年9月25日 19時) (レス) id: e8006ff7c5 (このIDを非表示/違反報告)
ありーす - 面白いです！頑張れ (2018年9月24日 19時) (レス) id: 26236bbcfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天命澪子 | 作成日時：2018年5月23日 21時
