〜卒業への階段〜 ページ27
もうすぐ私たち7年生は、学校を卒業する。
リリー、ジェームズ、私は、首席で卒業することになる。
そして、リリーとジェームズは、交際を始めていた。
「リリー、あれほど嫌だって言ってたのにやっぱり好きだったんだね〜!」
「だって、昔は、傲慢で威張ってばかりいたから大嫌いだったのよ。でも、今は、すごく落ち着いてとてもいい人だってわかったから。」リリーは、笑顔で言った。
2人は、卒業したら結婚するらしい。
結婚か・・・。私もレギュラスと・・・って、レギュラスが結婚まで考えてるかどうかわからないし。勝手な妄想は、止めとこう。
私は、卒業しても学校に残るつもりなんだ。ホグワーツの教師になりたいから。
マクゴナガル先生にお話しして、お許しをもらったし。
研修生として教師の勉強を始められる。
「あ、レギュラス!」私は、レギュラスに話しかけた。「もう体は大丈夫なの?」
「はい。この前は、ありがとうございました。僕、Aさんに迷惑ばかりかけていますね。
すみません・・・。」
「全然いいって、何回も言ってるでしょ。私は、レギュラスが大好きで、大切な人
だから守りたいの。もうすぐで卒業だし、レギュラスともお別れかな・・・。」
「・・・Aさん。」レギュラスは、私を抱きしめた。
「僕が学校を卒業したら、結婚してくれませんか?」「!?!?」私、耳がおかしくなった!?
ついに壊れてしまった〜!「わ、私でいいの?」「当たり前でしょう。僕は、あなた以外考えられません。」
「ありがとう!でも、私学校に残るから。」「!?」「ホグワーツの教師になるために勉強するんだよ。だから、会えるかもね。」
7年生は、6月にN.E.W.T.試験があった。私とリリーは、トップに居た。
魔法薬は、同じ点数で呪文学で1点だけリードしていた。
「さすが、Aね。あともう少しのところでいつも負けちゃうわ。」
「リリーと魔法薬のテストが同じ点数ですごく嬉しいよ!ジェームズも意外に勉強
できるしね。
「そうだろ?って、意外にってなんだよ!」
「ジェームズは、馬鹿そうに見えるしな!」
「悪戯ばっかりしてるし・・・。」シリウスとリーマスが言った。
卒業までの階段を私たちは、着実に上りつつあった。
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Mia(プロフ) - 読んでるとハリーポッターの世界に引き込まれました!凄かったですよ! (2020年3月30日 11時) (レス) id: 74332ca93a (このIDを非表示/違反報告)
天命澪里(プロフ) - ありーすさん» ありがとうございます!まだまだ初心者ですが宜しくお願いします! (2018年9月25日 19時) (レス) id: e8006ff7c5 (このIDを非表示/違反報告)
ありーす - 面白いです!頑張れ (2018年9月24日 19時) (レス) id: 26236bbcfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天命澪子 | 作成日時:2018年5月23日 21時