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小さな花が咲いてきた三月上旬。只今、正午。
桜の蕾が膨らんで、今にも咲きそうだ。
「なんであんなこと言っちゃったんだろう」
咄嗟に口走ってしまった。
「嫌いなんかじゃないよ。大好きなのに」
親友に言ってしまった『あんたなんか大嫌い』と一言。
明日は卒業式。 中学生の終わりに大きな大きな喧嘩。
なんで、こんなに不運なのか。
幼い頃からこうなんだ。
悔しくなって、髪の毛をかき乱す。
そして、後ろに倒れ雲一つないまっさらなスカイブルーの空に手を伸ばす。
「なんで、こんなに空が綺麗なの…」
イライラと悔しさで涙が出る。
涙を堪えるため、咄嗟に目を瞑る。
シャーと自転車が通った音がした。
チュンチュンと小鳥の鳴き声がした。
カサカサと風に吹かれ、草が動く音がした。
自分の惨めな泣き声が聞こえる。
なんだか、眠たくなってきた…。
睡魔に誘われ、意識を手放した。執筆状態：更新停止中
小さな花が咲いてきた三月上旬。只今、正午。桜の蕾が膨らんで、今にも咲きそうだ。
「なんであんなこと言っちゃったんだろう」
咄嗟に口走ってしまった。
「嫌いなんかじゃないよ。大好きなのに」
親友に言ってしまった『あんたなんか大嫌い』と一言。
明日は卒業式。 中学生の終わりに大きな大きな喧嘩。
なんで、こんなに不運なのか。
幼い頃からこうなんだ。
悔しくなって、髪の毛をかき乱す。
そして、後ろに倒れ雲一つないまっさらなスカイブルーの空に手を伸ばす。
「なんで、こんなに空が綺麗なの…」
イライラと悔しさで涙が出る。
涙を堪えるため、咄嗟に目を瞑る。
シャーと自転車が通った音がした。
チュンチュンと小鳥の鳴き声がした。
カサカサと風に吹かれ、草が動く音がした。
自分の惨めな泣き声が聞こえる。
なんだか、眠たくなってきた…。
睡魔に誘われ、意識を手放した。執筆状態：更新停止中
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作者名：マイペースン | 作成日時：2017年3月12日 15時
