君のそばで【呪術廻戦】

第13話 ページ14

〜Aside〜



私は男子寮に借りた参考書を返しに来た｡

A「伏黒くんの部屋はえっと…こっちか」

こっちの方はあんまり来ないからなぁ

気をつけないと迷子になっちゃいそう

そうこうしてる間に伏黒くんの部屋の近くまで来た

あ､あの後ろ姿は伏黒くん!

よかった〜起きてた

A「伏黒くん､借りてた参考書返しに…ってあれ?」


なんと伏黒くんの部屋の前に虎杖くんと五条先生がいた｡

ってことは虎杖くん無事入学出来たんだ

虎杖「よっA」

A「虎杖くん｡正式に入学出来たんだね!

よかった〜おめでとう!改めてこれからよろしくね」

虎杖くんの部屋は伏黒くんの隣で今先生と部屋から出てきた所らしい｡

これからは虎杖くんも一緒かぁ

楽しくなりそう!

あっと忘れる所だった

A「伏黒くんこれこの間借りた参考書｡

貸してくれてありがとう!

あ､後これ…任務に行った時食べて美味しかったから､おすそ分け｡」

私は参考書と共にラッピングした市販のレモンケーキを渡した｡

長期間借りてたのに何もなしはさすがにね｡

A「甘さ控えめだし食べやすいとは思うからお口に合えばいいんだけど｡」

伏黒「…あ､いやどうも､ありがとう…」

そう言って伏黒くんはレモンケーキを受け取ってくれた｡

喜んでくれてるように見えるのは気のせいじゃないと思いたいな｡

五条「A〜僕にはないの?」

A「あ､すみません｡今伏黒くんにあげたのが最後で」

五条「え〜残念」

まさか五条先生が名乗り出て来るとは…

あの人ほんとに甘いもの好きだな｡

今度また買ってこよっと｡

五条「それより明日はお出かけだよ!

4人目の1年生を迎えに行きます」





〜Noside〜




岩手県盛岡駅にて

1人の少女が東京へ向かおうとしていた｡

?「…盛岡までで既に4時間｡ようやくあのクソ田舎ともおさらばね

午後には東京かぁ…スカウトされたらどうしよ､スタダとか」

そうしてまだ見ぬ新生活に期待をふくらませるのだった｡

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