検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:17,768 hit

ページ4

「あ”〜〜〜〜〜、疲れた〜〜〜〜」









午後4時半ごろ。






武装探偵社のソファでぐったりとしているのは、探偵社員のAだ。









 
 
 
 
 

その隣には、同じく探偵社員の太宰がいる。









 
 
 
 


太宰「大丈夫かい?Aちゃん」








 
 
 
 



「全ッ然大丈夫じゃないよ、治ぅ〜〜〜。だって昨日出張から帰ってきたばっかりなのにさ、





いきなり外での任務5個ってどうよ、5個て!流石に疲れるわ…」





 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

太宰「お疲れ様。私が癒してあげようか?」






「ん〜〜〜〜…。じゃあ頭撫でて〜」







太宰「Aちゃんは本当に頭を撫でられるのが好きだねぇ」









よしよし、と頭を優しく撫でられると、Aが気持ちよさそうに目を細めた。









太宰は本を読みながら、そんなAを撫でている。





 

 

 



 


谷崎「Aさんと太宰さんは本当に仲が良いですね。






Aさん、すっごく気持ちよさそうな顔してます…」









「太宰に撫でられるの好きなんだもん。癒される〜〜」







太宰「そういってもらえて嬉しいよ」









敦「どこかのカップルみたいですね……」







国木田「否、太宰の方はまんざらでも無いが、Aは恋愛感情など全くない様だぞ」






ナオミ「意外ですわ……。てっきり両想いかと思っていましたのに」









谷崎「ボクもです。太宰さんはよくAさんを心中に誘ってますけどね笑」









 
 
 
 
 
 
 
 
 
皆、Aの本心を知らないだけである。





Aは本当は、太宰治の事が好きなのだ。






勿論、恋愛的な意味で。









 
 
 
 
 
しかし、太宰は勿論、探偵社やポートマフィア、ほぼ全員がそのことを知らない。









知っているのは、与謝野と樋口、鏡花とQだけである。









 
 
 
 
 
 
 
 
A(………『告白』なんて、できる訳無いよ………)




 
 
 
 
 
 
 

 


 
 
 


太宰「Aちゃん?」









「ん………何でも無いよ、治」







太宰「そうかい?ところでA、私と一緒に心じゅ((「絶対しないって」……ちぇっ」









A(そんなところも、全部好き。



私が心中したくないのは、治が居なくなるのが否だからだよ)

2→←第一章 〜事の発端〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
34人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

妃薫(プロフ) - 東雲さん» 続きが気になるだなんて…!有難う御座います!はい、頑張ります!( *´艸`) (2017年4月16日 13時) (レス) id: 8dc03448b2 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 - 続き気になります!無理しない程度に更新頑張ってください(^^) (2017年4月16日 11時) (レス) id: 9f104312a4 (このIDを非表示/違反報告)
妃薫(プロフ) - 亜矢音@らるきゅんさん» ありがとう!頑張る^^ (2017年4月15日 11時) (レス) id: 8dc03448b2 (このIDを非表示/違反報告)
亜矢音@らるきゅん(プロフ) - 更新頑張って! 応援しるよ! (2017年4月14日 22時) (レス) id: 836e87d626 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:妃薫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nakaharaty1/  
作成日時:2017年4月14日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。