【呪術廻戦】同級生に、憧れた。【虎杖悠仁】

17話 ページ19

☆・☆・☆


『おっ、こんなとこに和菓子屋だ♡』




フンフフーンと陽気な気分で店に入ってみると、一人の少女が目に留まった。





…あの子、普通じゃないな。





「あっ、いらっしゃいませー！、」





『ねぇ君。見えてるでしょ？

　もしかして使えちゃったりもする？』



















「…え」



















＿＿＿＿＿＿＿＿＿


悠仁俺、転校することになった



















は？




いや、、、え、？





Aえっ?

Aどういうこと?




中学を卒業し、高校生になった私たちは自然と距離ができはじめていた。




親にあたられるのが嫌で、勉強とバイトを頑張って東京の寮生の学校に入学した私と普通に地元の高校に進学した悠仁。





そして中学３年生の卒業間際、悠仁のじいちゃんが倒れて入院した位から、気付いたらあの頃のように一緒に出掛けることはなくなっていた。






悠仁東京の宗教学校入ることになったから。






とう、きょう、






悠仁が、こっちに来るんだ、






ちなみに今は喜久水庵でバイト中。





親戚が亡くなって久しぶりにこっちに帰ってきたから、ついでに友達に会いに一日だけこうしてバイトに来てみた。





良い人と別れるのはつらかった、





本当に私は、悠仁も友達を置いてまで寮生の学校に通うこころざしがあの頃にはあったのだろうか、



















にしても悠仁は宗教に入っていたのだろうか、

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