探偵チームKZ事件ノート 彩の秘密は知っている〜思い出編〜

これぐらいなら余裕かな ページ12

若武side

当たり前だが、俺たち4人で不良に挑んでも不良は12人ぐらいいるんだから全く歯が立たなかった。

ボッコボッコにやられて不良たちは、どこからか持ってきたロープで俺たちを縛って床に転がした。

さらに、不良たちは俺たちが金を持ってないか探って、俺は持っていた小銭入れを見つけられて取られてしまった。

クソッ！！今月のおこづかいが入ってたのに・・・

若武「もういいだろ。金も手に入れただろ。俺たちはお前たちのことを警察には言わない。だから、縄をほどいてくれよ。」

不良「俺たちのアジトを見つけたからには生かしちゃおけねぇなぁ。」

何だそのアニメみたいなセリフ

上杉「ウッザ」(小声で)

手足が自由に使えてたら、一発殴ってやるところだった。

その時、俺たちが入ってきたドアが荒々しく開かれた。

ドアの外に立っていたのは、なんと・・・

“アーヤ”だった・・・

(男子)全員「アーヤ/立花！？」

アーヤは、息を切らしながらドアを閉めながら部屋に入ってきた。

彩「皆、無事？」

若武「は？何でアーヤがここにいるんだよ？」

するとアーヤはちょっと泣きそうになった。

彩「だって・・・皆が30分以上たっても戻ってこないから絶対何かあったと思って急いで来てみたんだ・・・」

すると上杉の鋭い声が響いた。

上杉「立花・・・帰れ。ここは俺たちで何とか出来る。」

アーヤは一瞬びっくりした顔になったけど、すぐに笑顔になった。

彩「帰らないよ？本当は上杉君、死ぬほど痛く蹴られたんでしょ？内側のドアに上杉君の思いが残ってたもん。私に嘘は通用しないよ？まぁ、心を無にすれば私も思いは感じられないけどね。そういう人滅多にいないから。」

上杉はしまったというような顔をした。

そうか、どんな隠し事でも嘘だって思ったらアーヤの能力ならばれるのか。

俺も気を付けないと・・・

不良「そこのか弱いお嬢さん。仲間を助けに来たことは誉めてやるが、俺たちは手加減しねえよ？」

若武「おい、アーヤ。俺たちでも敵わなかったんだ。1人でなんて勝てねえよ。」

するとアーヤはニコッと笑った。

彩「大丈夫。こういうようなこと前にもあったもん。このぐらいの人数なら余裕だよ♪」

は・・・？

**********************************

文才が無いんで何コレ？ってところがところどころにありますね。

すいません(＞_＜)

閃光弾→←作者が気づいたこと

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す