探偵チームKZ事件ノート 彩の秘密は知っている〜思い出編〜

突然の集合 ページ2

彩side

まだちょっと暑さが残る秋

私は、部屋で秀明の予習・復習をしていた。

でも、暑い・・・

日本は夏はもう終わったんじゃないの？ってぐらい

こんな調子じゃダメだと思って私は、予習・復習をするのを諦めてベットに横たわった。

ああ、今日は学校も秀明もお休みでよかった。

もし、予習・復習してなかったら分からないところがでてきちゃうからね

アイス食べたいな・・・

ふと思った。

でも、アイスは昨日食べちゃったからないんだっけ？

こんなときにKZの集合がかかったらならなあ

KZは私達が組んだ探偵チーム

最初は、若武 黒木君 上杉君 小塚君と私の5人だったけど今は、翼 忍が加わって私を入れて7人チームになったんだ。

KZを結成してからKZは私の生きがいになったんだけど最近、全然集合がかからない。

ちょっと寂しいな・・・

そんなことを思っていると、1階から電話の音が聞こえた。

そうか、お母さんは買い物でいないんだっけ？

私は、だるいと思いながらも電話のところまで行き、受話器をとった。

「はい、彩です。」

すると私が待ちわびた声が聞こえた。

「アーヤ？僕、小塚だけど」

私は久しぶりにKZの集合が、かかったのかもしれないと思った。

「小塚くん、どうしたの？」

「若武から集合がかかったんだ。明日、授業の後に秀明のカフェテリアに集合だつて。」

「事件なの？」

「どうなんだろ？でも、若武がアーヤに聞きたいことがあるって言ってた。」

「私に、聞きたいこと？」

「うん。」

「そっか。ありがとう。」

そして、私は電話をきった。

若武が聞きたいことも気になったけど、それ以前に久しぶりの集合がかかったことが嬉しかった。

それはもう暑さなんかふっとぶくらいに

聞きたいことって？→←作者から注意！！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す