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罪悪感 ページ26

ジュンくんに連れられて
猫に着いていくこと数分…






きついなんてことも忘れちゃうくらい
心臓がどきどき言ってて








「本当に...ゴールできた…??」






JN「やったー!ありがとうね猫さん」







私達をゴールまで導いてくれた??
ミャァオとジュンくんに擦り寄る黒猫は
本当に綺麗






それを撫でてるジュンくんも絵になる








さっきまでジュンくんが触れていたところをぼーっと眺めていると









JN「…Aちゃん、ちょっと休憩しようか」









「あ、うん」









気まぐれなのかもうすでにどこかに行ってしまっていた黒猫
私に向かって微笑んでるジュンくん





…楽しい





久々の感覚に零れる笑顔









「次は、何処に行くの?」







JN「お、Aちゃん気になる??



次はね…海の見えるカフェ〜」









Aちゃんは海、好き??
と訪ねてくれて
足、痛くなったら言ってね?と気遣ってくれる



自分中心のジウンとは違う
優しさがにじみでてる、ジュンくん
ジウンが優しくない訳じゃないけど








はい、と差し出された手









JN「Aちゃん、段差とかで転びそう


良かったら手、繋がないかな…?」








「…」









どうしようなんて
考える前に
私の手はジュンくんの手のひらにすっぽりはまってて…






どうしたんだろう私…‼









ジュンくんは私に彼氏が居るなんて知らない









これじゃ私、ジュンくんの優しさに甘えて




浮気、してることになる?









でも…ごめん、ジュンくん









なんだかジュンくんにはジウンのこと言いたくないんだ







ここ数ヶ月で気づいた
というか嫌でも気づかされた







ジュンくんがアイドルとしてじゃなく
純粋に昔の同級生として私に真面目に向き合ってくれて
本当に私の事を知ろうとしてくれてるって事








それなのに私は…









彼氏にも浮気の事を問い詰められないまま
自分も同じような事をしようとしてる









急に罪悪感が胸にずーんとのしかかり
唇をぎゅっとかみしめる









JN「どうしたの?Aちゃん



具合…悪い??」









「あ、ううん!全然…」







JN「そう?じゃあ行こうか」









「うん!」









ちゃんと、私も向き合えるように
家に帰ったら
ちゃんと、ジウンに向き合ってみるよ









だから…






今日、今日だけは甘えさせてください




_____

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naginao(プロフ) - ももかさん» 本当ですか!あぁ、良かったです...!!(泣)そんな、嬉しいお言葉を頂けて本当に感謝しか無いです…。更新頑張りますね!コメント、ありがとうございます!! (2021年1月31日 19時) (レス) id: 75fb9f73cf (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - 最新話見れてます! naginaoさんが書く小説が大好きです!これからも応援してます! (2021年1月31日 19時) (レス) id: 4ad4e81827 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:naginao | 作成日時:2021年1月31日 18時

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