タバスコと不意打ち ページ27
海の見えるカフェに着くと
席に案内される
白を基調とした開放的なカフェは潮風がちょうどいい感じに吹いてて心地いい
JN「Aちゃん、好きなの食べていいよ」
「や、ジュンくん、そろそろお金出すから…」
JN「だめ!」
「え、や…でも」
JN「あ〜聞こえない」
と耳を両手で塞いで話を聞いてくれないジュンくん
…素振りが小さな子供みたい
「…じゃ、じゃあこのパンケーキ食べたい…かな」
JN「え、お昼食べてないけどガッツリいかないの??」
「うん…まぁ」
値段と、美味しそうなのと、いろいろと頭の中で計算されて出た平均値がパンケーキ
…少食に見られたいという邪念も多少は許してください
JN「Aちゃんがいいならいいか〜
じゃ、俺はハンバーグランチ食べよ
…まってピザ」
定員さんを呼び止めようと一度は勢いよく上げた手を少し下げて
またメニューと葛藤し始めたジュンくん
ハンバーグランチにピザまで頼むの??
JN「…もし、残ったらもったいないし…」
意外と優柔不断な一面をもってるのか
まだ迷ってる
その姿を見てたら母性本能がくすぐられてきて…
あぁもう!
えぇーい、この際ジュンくんに少食アピールはやめ!
目の前の可愛いジュンくんを救ってあげたい思いで
「あの…ジュンくん
ピザ、半分こする??」
と訪ねる
そんな私の魔法の言葉に顔をあげてぱぁあっと明るく笑ったジュンくん
…あぁ、もう
JN「いいの〜?じゃあそうしよう!」
すいませーんと定員さんを呼んで注文をとる
少し雑談をしていたら
人が少ないからか
食事もスムーズに運ばれてきて
美味しそうな料理にお腹が早く食べたいと言いだした
JN「いただきます」
「いただきます」
ピザがあまりにも美味しそうだったから
パンケーキよりもハンバーグよりも先にピザに手を伸ばした私とジュンくん
「…ジュンくん、」
JN「美味しい!」
辛いの好きなのは知ってたけど
私の予想以上に真っ赤になったピザ
更にタバスコをかけるジュンくん
これも…新たな一面を発見できたから…いいのかな(?)
JN「ん、このハンバーグも美味しい!
…何?Aちゃん食べないの?」
ぼーっとご飯を食べるジュンくんを見すぎたせいか
自分の手が止まってることにやっと気づいた
JN「…あ、ハンバーグ食べたいんだ〜
いいよ、はいあーん」
…？？？！！！
＿＿＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1530人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
naginao(プロフ) - ももかさん» 本当ですか!あぁ、良かったです...!!(泣)そんな、嬉しいお言葉を頂けて本当に感謝しか無いです…。更新頑張りますね!コメント、ありがとうございます!! (2021年1月31日 19時) (
レス) id: 75fb9f73cf (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - 最新話見れてます！ naginaoさんが書く小説が大好きです！これからも応援してます！ (2021年1月31日 19時) (レス) id: 4ad4e81827 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：naginao | 作成日時：2021年1月31日 18時
