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『それっ……て、どういう…』
潔「男として、みてほしい」
『恋愛対象としてってこと……?』
潔「うん」
『っあ、わ、わかった!』
潔「ありがと」
そういってニコ、と笑う潔。
潔「よし、そろそろでるか、ここ」
『そうだね!長居しちゃったし。』
そういって二人でものを片付け、店主にお礼して、外へ出る。
やっぱり外は冷えきっていて、スマホを見ると、もう日を跨いでいた。
そして更に、凪から着信が4件。
なにかあったのかな。
と思いながらも、タクシーを呼ぼうとすると、
潔「お、タクシーあと2分で着くって。今日お酒呑んじゃったから送れなくてごめんね。あと、家着いたら連絡してね。」
そういってAの方を見る潔。
『全然大丈夫だよ!ついたら送るね』
そういいながら自分より背の高い潔をみると、
そのままぎゅ、と抱きしめられる。
『…………ぇ』
と声が漏れる。
潔「ごめん、寒いからちょっとこのままでいさせて」
ごめんね、と少し笑いながらぎゅぅう、と力を強めてくる。
『ちょっと!力込めすぎ!!』
おかしくなって笑いながら言う。
潔「ごめんごめん。あ、タクシー来ちゃったね。またご飯行こう」
そういって離れる。
『うん!今日はありがとう!』
そしてタクシーに乗り、家に向かった。
__________
マンションのエレベーターに乗りながら、
潔に、着いたよ、今日はありがとう。と送る。
エレベーターが止まって、降り、
自分の部屋のところまで行くと、人影が蹲っているのが見えた。
『…………凪!?』
Aの声に反応した凪がピクっと動いたかと思うとすぐに立ち上がり、抱きしめられる。
『ちょ、』
凪「今何時だと思ってるの?」
『え、』
凪「俺酷いことしちゃったから謝ろうと思って連絡したのに返してくれないし、玲王に頼んで今日のAのスケジュール聞いて、絶対に仕事終わってる時間に電話かけても出ないし」
凪「なんかあったのかと思って家来ても出てこないし」
凪「…………ねえ、今まで何してたの」
凪の鋭い眼差しがAを刺す。
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虹(プロフ) - 完結おめでとうございます!!嬉しいような悲しいようなちょっとよく分からない感情ですが、陰ながら応援させていただいていました!!本当にお疲れ様です!リクエストの件ですがお時間ある時で大丈夫ですので烏くん、乙夜くんの夢小説を書いていただきたいです!! (2023年3月26日 2時) (レス) @page24 id: 12afbbff79 (このIDを非表示/違反報告)
村紗水蜜デコレさん(プロフ) - 完結お疲れ様です!!(╥﹏╥)良かったら絵/心さんのを書いて頂きたいですっっ(╥﹏╥) (2023年3月26日 0時) (レス) @page24 id: 66ad029385 (このIDを非表示/違反報告)
美影(プロフ) - Hiさん» コメントありがとうございます🥹そう言っていただけて嬉しいです💖 (2023年3月21日 19時) (レス) id: 1561903e15 (このIDを非表示/違反報告)
美影(プロフ) - 豆さん» コメントありがとうございます🥹これからも頑張ります❤️🔥 (2023年3月21日 19時) (レス) id: 1561903e15 (このIDを非表示/違反報告)
Hi - お、面白すぎる!!神だ、、! (2023年3月7日 19時) (レス) @page18 id: 20e40c99d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美影 | 作成日時:2023年2月1日 22時