残った気持ちは「好き」 ページ25
Aside
仕事終わって太輔に会いにホテルに。
部屋番号教えてもらってエレベーターに乗り込んで途方に暮れる。
…太輔の階に行けない…
かと言って太輔呼ぶわけにも行かないし。
迷ってアコちゃんに電話する。
『はいはーい？太輔と喧嘩でもした？』
…第一声がそれ？
「違うから」
『あははは、そうだよね。どうしたの？』
「実は…」
部屋のある階に行けない話をしたら「あっ！」てなってるアコちゃん。
『そっか、私直晃さんと一緒だったからか』
ナオアキさん？
あ、武田さんのことか。
電話の向こうから「アコ、行ってきて」っていう武田さんのいつもより低い声とリップ音。
…武田さん、そんな感じなの？
アコちゃんが少し笑ってるのが聞こえる。
何だかこっちが照れる。
『すぐ行くから待ってて』
「ゆっくりでいいから」
そう言って電話を切ってアコちゃんが来たのは5分後。
…やっぱりそーいうことしてたよね。
申し訳ない。
「ごめんね」
「ううん」
なんだかお互い照れる。
「ものすごくラブラブだね」
「…やっぱ聞こえた？恥ずかしいんだけど」
私が言うと真っ赤になってるアコちゃん。
めちゃくちゃ可愛い。
「来週試験終わるからご飯行こっ」
「ホントにねっ！その日から10日間くらい遊んでくれないと私のAちゃん不足解消されないんだけど」
「あはは、私もっ！聞いて欲しい話沢山あるよー」
エレベーターに乗りながら話してて部屋の前に着く。
チャイムを鳴らして中から太輔の顔が見えた瞬間
久しぶりの太輔に泣きそうになる。
…あーやっぱりこの人のこと好きだ。
顔を見ただけで疲れや色んな感情が吹っ飛んで
残ったのは太輔が好きって気持ちだけだった。
アコちゃんを見送って「遅くなっちゃった」って言った瞬間、
太輔に抱きしめられる。
太輔の口から「会いたかった」とか寂しかった気持ちを聞いた後
「俺、ちゃんとAの彼氏出来てる？」
「え？」
「自分の都合ばっかAに押し付けてるからさ」
太輔が何だか不安そうで。
何をそんなに不安なのか分からないけど
私は本当に太輔が好き過ぎて。
「最っっ高の彼氏だよ？太輔いるから私頑張れるんだからね？」
「…そーなの？」
「そうだよー、彼氏が頑張ってるから私も負けずに頑張ってるんだもんっ」
ちゃんと伝えた。
太輔が頑張ってるから試験も受けることにしたことを伝えるとものすごく嬉しそう。
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shizu(プロフ) - 咲良さん» ついに武田編突入です。長くならないようにサラッと書く予定ですのでよろしくです！ (2019年9月18日 7時) (
レス) id: 9bf290c5ee (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - shizuさん» わ。(笑)心の声だけかぁ(笑)orzんふふ。メンバー全員のが終わったら武田さんや杉山ちゃんの恋愛エピソードがみたいです..(笑)何故だろう。キスマイじゃなくこの物語と現実で分けてる..待って語彙力が追いつかないです（ ; ; ） (2019年7月20日 20時) (レス) id: 29a9983703 (このIDを非表示/違反報告)
shizu(プロフ) - 咲良さん» 言ってないんです。読み返したら主人公の心の声だけでした。私も言ってると思って書いてから読み返して気づいて慌てて修正してます(笑)←先に読んでから書けって話ですが (2019年7月20日 20時) (レス) id: 9bf290c5ee (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - あれ？前にツキノミチの流れ...？？あれ？何かで言ってませんでしたっけ(？)あの...車の中でたまたま流れてきたっていう...あれ？違う作者さんの小説だっけ...え...でも確かツキノミチの会話の流れだったし...それにイチゴの話ししてたからこれのはずなんですけど(汗) (2019年7月20日 19時) (レス) id: 29a9983703 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - shizuさん» おぉ...はい！見させて頂きます！！ (2019年5月19日 17時) (レス) id: 29a9983703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shizu
| 作成日時：2019年3月23日 6時
