検索窓
今日:2 hit、昨日:27 hit、合計:223,359 hit

さらにまさかの展開 ページ24

Aside

「いいよそれなら漫喫かどっか行くし」

『え?大丈夫なの?』

さすがにお母さんは微妙な空気出す。


「大丈夫だって。もうそれなりの歳だし…」

…なんかたいぴーの前で歳の話したくなくてぼやかす。
普通に同い年なんだけど。


『タクシーで帰るったって高いもんね、仕事は大丈夫なの?』

親もさすがに3駅だし深夜料金かかるから8000円くらいしちゃうこと知ってるから
あまり文句は言わない。

「大丈夫、明日休みだし」

『ならまぁまだいいか』

…って、仕事でも迎えはどーしょーもなかったでしょーが。

何はともあれたいぴー待ってるからそろそろ切りたい。


「はい」

『お詫びに明日朝ごはん豪華にしとくから』


いやいや、電車止まったのは不可抗力だから
お詫びも何もないけど。


ツッコミが止まらない。

まぁいいや、とりあえず電話切ろう。


「はいはーい、また明日ね、おやすみーー」


一方的に切る。


電話を切ってから改めて思った。
あーやっぱお迎えダメかー。
会計しちゃったし、とりあえず漫喫行くか。

ふーー、とため息ついた。

とりあえず、たいぴーに謝って店出よう。


「ホント、お邪魔してごめんなさい」


改めて深々と頭を下げた。


「いや、なんかこちらこそごめんなさい。逆に俺が気を遣わせてるよね。…帰れないんでしょ?大丈夫??」


…電話聞かれてたか。

あー、席離れれば良かった。
気を遣わせてるって!!
めっそうもございません!!

むしろ私がいたたまれなくて
店を出ようとしただけで。

とはいえ、
そんなこと言うわけにいかないから


「あーーー、いや、そのー…」


…どうしよう、なんて返そう、
と思ってたら


「もしかして…A様??」


たいぴーのテーブルから声がする。


あれ?この声って
私がよく行くボディケアグッズ買ってるとこの…


「日向さんじゃないですか!?」


テーブルに顔をのぞかせてみると
そのお店のカリスマ店員の日向さんがいた。


日向さんと男の人とたいぴーがいる。


あれ???

日向さんとたいぴー知り合いなの!?

世間は狭い→←穴があったら入りたい



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (153 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
531人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 藤ヶ谷太輔
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:shizu | 作成日時:2018年10月5日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。