俺のとこにおいで 2 【灰谷蘭】

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そんなこと真剣に目を向き合って言われて、

私はもうきゃぱおーばー。







自分でもわかるくらい真っ赤になって





そんな蘭さんは私を愛おしそうな目で見るの。














「今は返事はいいからさ。俺の事見て？

ほんとは秘書にもなって欲しかったけど、俺の彼女になって欲しいから。」









そう熱の篭った目で私を見るから目が離せなくて。







近づいてくる蘭さんのキレイなお顔。



私はそのまま無抵抗で、












蘭さんと口付けを交わした。



















そのまま蘭さんは出ていって、私は寝た。



そして起きてから、激しい運動は控えるように、と言われ病室を出て、いつも通り秘書の仕事をするつもりだった。













．













「Aちゃんどこ〜？」








あれかれキスされて告白されてどうも恥ずかしくて、
蘭さんを避けちゃうわたし…




不可抗力だよね？？













なんて思ってれば












「Aちゃんみっけ♡」



『ぇ、あ…』







後ろから抱き締められた。

思いも虚しく見つかってしまった…











「ねぇなんで避けるの？オレ寂しい」









なんて後ろから耳元でしゅん…と付くようなそんな声で言う。




…っムリ近い！！！！！！！











『ちょっ、蘭さん近い…っ』







距離感バグりすぎててまたもキャパオーバー。

助けてほしい、











「だってAちゃん避けるのが悪いじゃん？」



『それはごめんなさい…』










恥ずかしかったから…なんて言っては自分で照れちゃって、顔がまた赤くなるのがわかる。

そしたらはぁ“……なんてため息つく蘭さん。









「ほんとかわいー。そんなに美人なのに慣れてないの」










なんて抱き締められながら後ろ向いて蘭さん見れば、
悪い顔という言葉が似合うような笑顔でみる。










…顔がいいのは蘭さんのほうだ！と言いたいが

そんな顔しても顔がいいのがくやしい。














「まぁ避けるんならこっちもそれなりの対応で行くけど、」








なんて言いながら私の腰に手を添えて、服の中に手を入れて









「ね、Aちゃん？♡」









なんて言うから、避けることも許されなくて。
















『ごめんなさいぃ…』





全力で謝りました。












「もうしない〜？」



『しないです』



「ん、いい子♡」











危険なのは、蘭さんなのかもしれません。

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