4バトル ページ5
十愛「ん？なんの話してるの？」
服を着替えて軽くメイクを終わらせている十愛がリビングに戻ってきた
二郎「い、いやっ何でもないよ姉ちゃん」
三郎「そ、そうですよ十愛ねえ」
十愛「ふ〜ん」
特に気にせずに席に座って食べ始めた
十愛「一郎、今日は4時くらいからお手伝い出来るよ？」
一郎「はぁ？十愛は午後から寂雷さんの所に診療だろ？」
十愛「えっ･･･行かないとダメ？」
一郎「ダメに決まってるんだろ､また悪化してたらどうするんだよ」
十愛「だって病院はお金がかかるじゃん･･･」
一郎「･･･はぁ､十愛の病院費くらいの金はある。それにお前が収入の大半をウチに入れてくれているから十分なくらいだよ」
十愛「･･････」
一郎「仕事が終わってから寂雷さんの所に送ってもらえ、俺も来栖さんから連絡もらったら行くから」
十愛は少しだけ納得いかないような顔をしていたけど小さくうなずいた
それはきっと二郎と三郎が十愛のことを心配そうに見つめていたからだ
三郎「ではそろそろ行ってきますね」
三郎は食器を下げて鞄を持って靴をはき始めた
二郎「おい待てよ三郎!!」
三郎「早くしろよ低脳」
二郎「低脳じゃねーし!」
バクバクととても急いで皿の上に乗っているおかずを口の中にかき集めて
食器をシンクに下ろすと急いで靴を履いた
十愛「二郎、三郎行ってらっしゃい」
一郎「行ってらっしゃい」
二郎・三郎「行ってきます!!」
バタンと音がして扉が閉まった
十愛「あ、そろそろ来栖さんも来るかな？」
十愛は食事を下げると
皿洗いをし始めた
一郎「おい、十愛薬!」
十愛「あ、忘れてた!」
パタパタと戻ってきて
薬を口の中に放り込んだ
十愛「うっ･･･苦い〜」
かなり顔をゆがめて苦みに耐えていた
ピンポーン
十愛「来たかな？はーい!」
画面を見るとマネージャーが映っていた
来栖「十愛さん、迎えに来ましたよ」
十愛「ありがとうございます、今行きます!」
低めのヒールを履いて扉を開けると扉の向こうには
十愛飲めねージャーの来栖が立っていた
来栖「おはようございます、十愛さん、一郎くん」
十愛「おはようございます、今日もよろしくお願いします」
一郎「おはようっす、すんません今日も来ていただいて」
来栖「いえ、お仕事ですから」
一郎「今日は午後から寂雷さんの所に行かないといけないんで
シンジュクの病院まで送っていってもらえないっすか？」
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七姉(プロフ) - すごく面白いです！ドっっはまり中です！これからも楽しみにしてます！ (2021年9月24日 20時) (
レス) @page9 id: eb73e0a900 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！最新楽しみにしてます！頑張ってください応援してます！ (2021年8月12日 21時) (レス) id: c60d1290f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天香 | 作成日時：2021年2月6日 22時
