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『別れよう。』




「え...なんで?どうして?ヤダよ?」




3年付き合った彼に呆気なく振られた。


大好きだった。
人生で1番の恋だった。


でも彼にとって私は随分都合のいい女だった。


もうほとんど身体が目的だったと言われ、まるで手のひらで転がされているようだった。



それなのに

忘れられない。
どれだけ忘れようとしても
忘れられなくて、私を苦しめる。


愛していた。大好きだった。



完全に彼に囚われてしまった。



彼のそばにいられないなら、誰か代わりが欲しい。


...いくら探しても居ない。
みんな違う。


彼の面影を重ねて何人もの男と寝た。


でも、愛せる人は、彼以外見つかない。





お願い。誰か、私を助けて。

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作者名:なちゅ | 作成日時:2020年4月9日 14時

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