高嶺のハナ。【空条承太郎】【3部】 (ページ13)

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Aside

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

扉が開く音がする。すると2人の男女が出てきた

ホリィ「あ、承太郎〜！A〜！まって〜！」

『ん？どうした？母さん。』

ホリィ「忘れ物よ♡忘れ物♡もぉ、、はい。行ってらっしゃいのキスよ」

『ありがとうな。母さん』

ホリィ「チュ、ほら承太郎も、、チュ、」

承太郎「このアマ、、」

承太郎「いい加減子離れしろ、、」

ホリィ「はーい！いってらっしゃァい♡」

そんな会話をした後、家を出た

『承太郎は相変わらずだな。』

承太郎「、、やれやれだぜ。」

歩いてると一通りのいい道に出た

女子1「あ、ジョジョだわ。」

女子3「あ、お姉さんもいる♡」

女子2「ほんとだ、ジョジョだわ！」

『相変わらず人気だな。承太郎。』

承太郎「はぁ、、、」

『そんなため息つくなよ笑』

男子「あ！あれAさんじゃね？！」

男子「おはようございます！Aさん！」

『ああ、おはよう。』

男子「今日もカッチョいいっすね！！」

『ありがとな！あ、今日数学の小テストあるからちゃんと勉強しとけよ〜！』

男子「あー！忘れてた！ありがとうございます！Aさん！」

『おう！！！』

Aの周りには男子が、承太郎の周りには女子が集まってくる

『 (男はすぐ離れてくから大丈夫なんだが、、)』

承太郎の方がなぁ、、

会話が終わり承太郎の方を見ると何人かの女子に抱きつかれていた。

ぼーっと眺めていると女子2人の言い合いが始まっていた

「ブス！」「ペチャパイ！」「ブス！」「ペチャパイ！！」〜(続く。)

『、、あー、うるせ。』

せっかくの朝なのにやかましいな。

承太郎「！、、やかましい！！！！鬱陶しいぞ！！！！！」

『 (あたしがぼそっと言ったの聞こえてたのか、、、)』

しかし承太郎が叫ぶと周りの女子は騒ぎ出す。

『あー、いちいち着いてくんのもうぜぇな。』

承太郎には悪いが一声かけるか

『おい！！！そこの集団！！！』

あたしが叫ぶと後ろから着いてきていた女子達がビクッ、となり黙る。

女子はびっくりしたのにも関わらず、男子共は来るぞ来るぞと言わんばかりの目を向けていた

『キャーキャーやかましいんだよ！！！！！！殴られてぇか？！ああ？！！！！』

あたしがそう言うと

男子集団「「「「うぉぉおおおおおお！！」」」」

歓声が上がった。