【ヒプマイ】中王区の天然党員【中王区】【女主】

34.関係なんて ページ35

inヨコハマ


「何気に入間と飲みにくるのは初めてだな。」

入間「そうですね。

中王区の目も怖いですし、嬉龍院警視監からのお誘いでないと来れませんね。」

「それは悪かった。

私も九つ上の奴を誘うのは勇気がいる。


…………ところで、何故お前がいる。」

左馬刻「あ？いちゃ悪いのかよ。」

入間「悪いだろ。メンツを考えろ。」


こんばんは。嬉龍院Aだ。


今私は職場の付き合いで入間を飲みに誘った。

もちろん、中王区の制服は脱いでいる。まぁ私服だ。


なぜか左馬刻がいるが、良いだろう。私は気にしない。



入間「はぁ…左馬刻。これは一応職場の付き合いなんだ。

場の空気を考えて…」

左馬刻「おいA。何飲むンだよ。」

「そうだな…。レモンサワーでも頼もうか。」

入間「…嬉龍院警視監？」

左馬刻「豆食うか？」

「それは任せる。早々に潰れないよう果物もほしいな。」

入間「…左馬刻、嬉龍院警視監に馴れ馴れしくしすぎるなよ。

こっちの立場も考えてくれ。」

左馬刻「うるせぇなウサポリ。

ハゲるぞ怒ンな。」

「そうだぞ入間。29で薄くなったら笑うしかないからな。」


入間はおそらく、立場を気にしているのだろう。

…そんなもの、気にしなくていいのに。


「ほら、入間。何を飲むんだ」

入間「…そうですね…私は…」






こんな時くらい、緩めていいのに。

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