【ヒプマイ】中王区の天然党員【中王区】【女主】

15.世界が違う… ページ16

「………、こんなとこ初めて来ました。」

無花果「確かにあまり興味はなさそうだな。

気になった物はあるか？」


中王区内のショッピングモール

来たのはいいが、コスメ？等は本当に興味がない。


周りにはキラキラとした雰囲気の女性がたくさん居る。

私も20代だが、まるで次元が違う。



「…………無花果様、たいへん申し上げにくいのですが…。」

無花果「？」

「私こういう事に疎いので…何から見ればいいのかわかりません。

よろしければ、無花果様のお好きなように周っていただけませんか？」

無花果「なんだ、そういうことか。

A、下地やベースになる物は持っているか？」


下地？ベース…？

あぁ、あのクリーム状のやつか？

あれなら持っている。

所持品はファンデーション、口紅、シャドウ

あと何かあったが名前がわからない。

口紅に至ってはほとんど無い。

日本に来た時、母の実家からもらったきり

新しいのでは無いからな…


「はい、所持しています。」

無花果「…なら、口紅なんてどうだ？つけるかつけないかは別にして

せっかく来たのだからな。」

「お任せ致します。」

ー

ーー

ーーー

おぉ、口紅と言ってもたくさんあるんだな…

ピンクから紅

…私に似合うものがあるだろうか…。

無花果「気になるものはあるか？」

「…ん………。」

無花果「…そう言っても、Aはよくわからないか。」

「すみません……。」

無花果「なら、これなんてどうだ？」

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