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68話 ページ24

志麻side



織田作之助……名前からして男やな。勝手に大切な人って女の人かと思っとったけど、男の人やったんや。



A 「………すみません、耳塞いで貰えますか」



坂田 「え、なんで?」



A 「……私何時もお参りに来たら織田作……このお墓に向かって話をしてるんです。流石に聞かれたくないので塞いで欲しいと思いまして」



月崎 「分かった。塞ぐ。その後に俺達もお参りしていいか?」



A 「はい、良いですよ」



俺と坂田は耳を塞いだ。……が、俺は塞いだように見せかけて聞こえるよにしている。悪いなA。



A 「……織田作、久しぶり。ゴメンね先月来れなくて。忙しかったんだ」



!!話し方が何時もと違う…。坂田の目も見開いてるから俺と同じ事してるな。



A 「聞いてよ織田作。太宰に無理やり学校入らされたんだよ?僕は嫌だって言ったのに」



一人称が僕になっとる。敦の言ってたことは本当やったんやな。てか太宰先生に無理やり入れられたってどういう事だ?Aは学校に通ってなかったのか?



A 「本当はもっと話してたいけど今日はここまでにするよ。また来るね」



終わった感じやな。謎が深まるばかりや。……Aの事を俺達はまだ全然知っとらんのやな。



A 「……お待たせしました。良いですよ」



話し方戻っとる。俺達に対してはその話し方なんか。……別に本当の話し方で話してええのに。



月崎 「じゃあ俺達もお参りするぞ、坂田」



坂田 「え、あぁ、うん」



俺達は墓の前に身体を屈めてお参りをした。



月崎 「………終わったで」



A 「それじゃあもう遅いですし帰りましょう」



坂田 「そう…やな」



Aの言葉を合図に俺達は墓場から離れた。……が。



? 「A……?」



誰かがAの名前を呼んだ。呼んだ方を見ると帽子を被った男の人がいた。え、俺より身長小さい←

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ハルハノ(プロフ) - なっち5088さん» ですね笑 (2019年12月13日 12時) (レス) id: 4f2a1efb01 (このIDを非表示/違反報告)
なっち5088(プロフ) - ハルハノさん» 漢字…無理だぁぁ…私は読解が得意です…(´;ω;`)まぁ、お互い頑張りますか、、笑 (2019年12月13日 8時) (レス) id: 8b28a7c7f0 (このIDを非表示/違反報告)
ハルハノ(プロフ) - なっち5088さん» 私漢字が得意なので笑。逆に私副教科ぐらいしか出来ないですよ…笑 (2019年12月13日 6時) (レス) id: 4f2a1efb01 (このIDを非表示/違反報告)
なっち5088(プロフ) - ハルハノさん» 国語以外出来ない人です…(´;ω;`)いいな美術とか出来て。 (2019年12月12日 21時) (レス) id: 8b28a7c7f0 (このIDを非表示/違反報告)
ハルハノ(プロフ) - なっち5088さん» 5教科だったら国語と社会ですかね。副教科だったら美術と音楽が得意です! (2019年12月12日 20時) (レス) id: 4f2a1efb01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハルハノ | 作成日時:2019年5月31日 17時

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