ワーカーホリックなのはどっち？ (ページ5)

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「はずってなによ、え、妄想？やばいよ潤くん！」
それでも手にはゲームを抱えたまま、ものっすごい勢いでまくしたてられた。

「付き合いましょうそうしましょうから２週間、会おうともしてくれないって、それ恋人だと思う？」
「なに、いつの間にそんなことになったの！まずはそこだわ！」

…食いつきポイントがずれている…。

仕方ないとは思うけど。

「にのと相葉くんがきっかけですよ。そこは感謝してる」
「えっ？！」
「おっはよー」

そこにきっかけその２が登場した。

「ちょっと相葉さん！潤くんと翔ちゃん、付き合ってるらしいよ！」
「えぇっ？！なにそれ！く、詳しく聞かせてごらん！」
「ほら！俺のとなり座って！」
「うん！にのありがと♪」
「で、はい潤くん。」

…なんだろうか…人が一気に10人くらい増えた気分だ…。
しかもなんだにののそのエアマイク…。

「ま、要するに。
計画魔でワーカーホリックな翔ちゃんには、恋愛の機微みたいなのがわかりづらいのかもねぇ」
にのがいう。
そういわれると、そうとしか言えない。
「もしくは突っ走っただけだったとか？…ぃでっ！」
無邪気に俺の不安点をついてくる相葉くんに、にのが肘鉄をくらわせてくれている。

「おはよ～」
「あ、リーダー！ちょっと聞いてよー」
「え？！ちょ、相葉くん！」
「松潤と翔ちゃん、付き合い始めたんだってさ！」
…俺も、出きることならきちんと二人揃って報告したかったのに…。
「なんだよ、ようやくかよ」
…ん？
「え？あれ？」
「松潤どうした？」
「や、…そーいえば、なんで皆そんな、『知ってる知ってる』的テンションなの？」

「…いや、バレバレだわあなたたち…」

ばればれ？