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story7 ページ7

涼太の隣に座って空を見上げる。


貴「今日は星出てないねー」

黄「ねーAっち。
Aっちって好きな人いるっスか?」

貴「え?何急に?」

黄「イヤ何となく...」

貴「ふーん...
私好きな人とか出来た事ない。
恋するとかよく分かんないし」

黄「...えっでも中学ん時彼氏いたっスよね?」

貴「あーまぁ...ね。
告白されたからとりあえず付き合ってた。
でも好きとかじゃないから
結局すぐ別れて終わるって感じ」

黄「...キスとかもしなかったんスか?」

貴「したよー。キスもHも」


涼太相手に...私何を言っているんだろう...


黄「好きじゃないのに?」

貴「うん。だって一応彼氏だし?」

黄「オレと同じじゃないっスか?」

貴「は?一緒にすんな...
涼太は彼女でも何でもない人とするんでしょ?
私とは違う」

黄「そっか...そうっスね。
オレとは違うか。
オレは告白されても好きじゃないから付き合わない」

貴「でもHだけはするって事でしょ(笑)」

黄「まぁ...それで良いってみんな言うから」





涼太もきっと私と同じ。
恋を知らないんだと思う。

じゃなきゃこんな事しないだろうし。




別に涼太が最低とか
そんな風には感じはしない。


涼太に彼女がいて浮気してるわけじゃないし。

相手が望んでる事だしね。




貴「まぁ別に良いんじゃない?
涼太がそれで良いなら。
みんな喜んでるし誰にも迷惑かけてないし。

あー...でも足!足治るまではちょっと控えてよね」





黄「Aっち。今日抱かせて欲しいっス」




は...い?



貴「ねぇ涼太。今の私の話聞いてた?
足治るまでは控えてってやつ...」

黄「聞いてたっス...
オレも誰かを好きになった事ないんス。
ホントに好きな人を抱いた事も
誰かを抱きたいって思った事もない。
だけど...今初めて...
Aっちを抱きたいって思ったんス」

貴「え、涼太って私の事好きなわけ?」

黄「イヤ...まだ分かんない...」

貴「何それ(笑)
言っとくけど...私は涼太を好きじゃない。
きっと涼太に抱かれても何も感じない」

黄「...ズバッと言ってくれるっスね。
そこまでハッキリ言うなら...
だったら試してみないっスか?
ホントに何も感じないか...
オレ自身もAっちに何も感じないか知りたい」

貴「絶対何も感じない。
だって涼太だよ?」

黄「そこまで言うなら...絶対感じさせるっス」



そう言った涼太の目は真剣に見えた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 黄瀬涼太 , 青峰大輝   
作品ジャンル:恋愛
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7nana23(プロフ) - *Aquarium*さん» コメントありがとうございます^_^更新頑張りますので応援よろしくお願いいたします(><) (2018年8月23日 16時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
*Aquarium*(プロフ) - すごくドキドキします...。最新頑張ってください!応援してます! (2018年8月12日 22時) (レス) id: 3aae11c582 (このIDを非表示/違反報告)
7nana23(プロフ) - Mさん» コメントありがとうございます( ´∀`)いつも読んでくださり嬉しいです(><)これからのstory盛り上がれるように頑張りますっ!!! (2018年8月11日 23時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - こんにちわ(^_^)今回も面白そうですね^ ^どういう展開なのか、、ドキドキ!更新たのしみにしています! (2018年8月11日 16時) (レス) id: 2786a9ce5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:7nana23 | 作成日時:2018年8月9日 14時

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