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story29 ページ29

貴「...なんで...大輝の...」

黄「何でって...それしかないからっスよ」

貴「...え?」

黄「Aっち...本当は分かってるっスよね?
オレが青峰っちに勝つのは無理だって。
だったら...だったら!!
オレが青峰っちになるしか...
そうしなきゃオレは青峰っちに勝てない」

貴「大輝の...パーフェクトコピーするって事...?」

黄「オレにはそれしかないから。
それしか...オレに勝つ方法ないんス」

貴「だけど...
そんなの...完全にオーバーワークになるじゃん」

黄「...くっ...
そんなん...分かってる。
分かってるっスよ
けど時間がないんス!!
まだまだ...完成しない...
だからやらせて欲しい」

貴「そんなの...
マネージャーとして許可出来ない。
笠松先輩とも約束してたじゃん」

黄「そーっスよね。
Aっちは...海常のマネージャーだけど
青峰っちの彼女でもあるんスもんね」

貴「え...?」

黄「そりゃオレなんかより
彼氏に勝って欲しいっスよね!
コピーなんかして欲しくないっスよね」



涼太は...そう私に言った。







" パシン "



黄「痛っ」



私は気がついたら涼太の頬を
思い切りビンタしていた。



貴「涼太、それ本気で言ってんの?
私はあんたのマネージャー。
そこに大輝が彼氏とか関係ない。
海常に勝って欲しいって本気で思ってる。
オーバーワークだって...
大輝のコピーして欲しくないから言ってんじゃない。
涼太に全力で戦って欲しいから
万全の状態で臨んで欲しいから...
なのに...そんな風に思われてたなんて心外なんだけど」



涼太が私の事...そんな風に思っていたなら
本当に心外で...
私は涼太を怒鳴りつけた。


涼太に言った事は嘘じゃない。


大輝が彼氏だからとか...
そんな事...バスケで考えた事ない。



だけど...涼太が言った...


" Aっち...本当は分かってるっスよね?
オレが青峰っちに勝つのは無理だって。"


それは...正直心のどこかで思っている私がいた。






黄「ごめん...分かってるっス。
Aっちはオレのために言ってくれてるって
ホントはちゃんと分かってる。
だけど...オレ...スゲー...」

貴「怖いんだよね。不安なんだよね。
桐皇と...大輝と戦うの。
大輝の強さを痛いほど知ってるから。
それは私もちゃんと分かる。
涼太が今どんな気持ちか...
マネージャーとして...
ずっと涼太と過ごして来てるんだから
だから...ちゃんと分かってる」

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設定タグ:黒子のバスケ , 黄瀬涼太 , 青峰大輝   
作品ジャンル:恋愛
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7nana23(プロフ) - *Aquarium*さん» コメントありがとうございます^_^更新頑張りますので応援よろしくお願いいたします(><) (2018年8月23日 16時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
*Aquarium*(プロフ) - すごくドキドキします...。最新頑張ってください!応援してます! (2018年8月12日 22時) (レス) id: 3aae11c582 (このIDを非表示/違反報告)
7nana23(プロフ) - Mさん» コメントありがとうございます( ´∀`)いつも読んでくださり嬉しいです(><)これからのstory盛り上がれるように頑張りますっ!!! (2018年8月11日 23時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - こんにちわ(^_^)今回も面白そうですね^ ^どういう展開なのか、、ドキドキ!更新たのしみにしています! (2018年8月11日 16時) (レス) id: 2786a9ce5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:7nana23 | 作成日時:2018年8月9日 14時

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