検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:34,260 hit

story26 ページ26

大輝の家に戻って来てからも
頭に浮かび上がるのは涼太の顔。


さっきの涼太の顔を
必死に忘れようと思えば思うほど...

あの顔が焼き付いて行く。






貴「大輝ー」

青「あん?」

貴「抱いて」

青「なっ...いきなり何だよ」

貴「抱いて欲しいって思ったから」




これ以上涼太の事を思い出したくない。
あの日の事も思い出してしまいそうで...

涼太に抱かれたあの日の事を...



大輝に言った事は別に嘘じゃない。
今大輝に抱いて欲しいって思った。



大輝の温もりに包まれれば
きっと頭の中は大輝だけになる。




青「バーカ。んな体力ねえよ。
つか眠みぃしもう寝んぞ」




だけど...大輝は私を抱く事はなかった。



でも...
少しだけ...ホッとする私もいた。



面倒な事は嫌いなのに
今私...きっと面倒な女になってる。




ベッドに寝転ぶ大輝の隣に私は潜り込む。
大輝は私をそっと後ろから私を抱きしめる。


これがいつもの私たちの寝方だ。




青「無理すんじゃねえよ」


大輝はそっと後ろからそう言った。


貴「無理はしてない」


私はそう答えて目を閉じた。









貴「起きろ大輝。遅刻する」




大輝は朝が弱い。
なかなか起きない。


何度か起きない大輝を置いて学校に行った事もある(笑)



青「うるせぇ...眠みい...」



しぶしぶ起きる大輝。
そんな大輝とキスをする。


貴「おはよ」


大輝とは普通にキスはする。
もちろん付き合っているから当たり前なんだけど。



大輝とキスする事は嫌でもないし
私からする事だってある。









青「あ、A。
しばらく一緒に帰れねえかも」

貴「え、何で?」

青「今日から練習時間いつもより遅くなる。
だからお前先に帰ってろ」

貴「そっか。インターハイ1週間前だしね。
分かった!しばらくは家に帰る。
練習頑張って!」

青「悪りいな、送れねぇけど」







1週間後がインターハイか。



どこと対戦になるのだろうか...



キセキの世代がみんなバラバラになった以上...
きっとどこの学校と当たっても
簡単に勝つのは難しい勝負だろう。









笠「集合しろ!」






笠松先輩の声でみんなが集まる。




笠「インターハイの相手が決まった」

黄「...どこっスか?」

笠「桐皇学園だ」

story27→←story25



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
127人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 黄瀬涼太 , 青峰大輝   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

7nana23(プロフ) - *Aquarium*さん» コメントありがとうございます^_^更新頑張りますので応援よろしくお願いいたします(><) (2018年8月23日 16時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
*Aquarium*(プロフ) - すごくドキドキします...。最新頑張ってください!応援してます! (2018年8月12日 22時) (レス) id: 3aae11c582 (このIDを非表示/違反報告)
7nana23(プロフ) - Mさん» コメントありがとうございます( ´∀`)いつも読んでくださり嬉しいです(><)これからのstory盛り上がれるように頑張りますっ!!! (2018年8月11日 23時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - こんにちわ(^_^)今回も面白そうですね^ ^どういう展開なのか、、ドキドキ!更新たのしみにしています! (2018年8月11日 16時) (レス) id: 2786a9ce5a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:7nana23 | 作成日時:2018年8月9日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。