可笑しい ページ7
えっと…。
誰だっけあのひと…
そうだ！
A「つ、司、くん！」
司「はい。」
A「ちょっと休憩しよう？
なんだか疲れてるよね。
無理しなくていいから、遠慮しないで休んで。」
司「！？
…では、そうさせていただきます。」
もう３回くらい通して踊ってたから、疲れても仕方ない。
私だったら倒れるところだし。
A「凛月先輩、目が覚めてきたみたいですね。」
凛月「流石にこんだけ踊ってたらねぇ。」
A「おねぇちゃんさん、もう少し前にお願いします。」
嵐「フッ、おねぇちゃんさんって！」
A「泉先輩、
少しだけステップ早かった気が…
しませんごめんなさい。」
泉「いやいや、正直に言っていいんだからねぇ！？」
A「皆さんお疲れさまでした。
麦茶どうぞ。」
凛月「…なん麦茶を…。」
A「スポーツドリンク買うの忘れてて…。
私の水筒のお茶です…。
私口付けてないので安心してください。」
すると、４人は吹き出した。
え！？
A「…あの…。」
泉「…ふっ!
あんた可笑しすぎでしょ！」
A「えっ！？」
嵐「水筒のお茶なんて！
誰も考えないわよォ！」
凛月「ふふふ♪別に水道水でも良かったのに。」
司「し、しかし、
それもAさんの優しさ故に、ですね。」
え、えぇ…。
やっぱり嫌だったかなぁ。
泉「…じゃあ、いただくねぇ。
ありがとう。」
凛月「…ありがとうねぇ。」
嵐「ありがとう♪」
司「ありがとうございます。」
人に感謝されるのって、
こんなに嬉しいんだ…。
レッスンも終わり、
私は校門を出た。
凛月「A、あんたまさか一人で帰るつもりじゃないよねぇ？」
A「え？」
凛月「女の子一人で帰らせるわけ無いじゃん。
俺が送っていくよ。」
私が教室の鍵を返しに行っている間、
校門で待っていてくれたらしい。
他の先輩は皆帰ってるし、
なんだか申し訳ない。
A「ありがとうございます。」
凛月「このくらいいいの。
今日は気分がいいからねぇ♪」
本当だ。
なんかニコニコしてる。
A「えっと…。帰ります？」
凛月「帰ろう。」
一番こんなことしてくれなさそうな人がこんなことしてくれてる…。
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照山紅葉(プロフ) - 猫さん» こんにちは！お返事遅くなってしまってごめんなさい！ありがとうございます！気に入ってくださって良かったです！これからも頑張りますので、最後まで楽しんでください！ (2022年5月23日 18時) (
レス) id: 1f5ed919d9 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - とっても面白い作品ですね☺️思わず見いってしまいました‼︎お身体に気をつけて更新頑張ってください☺️ (2022年5月23日 17時) (レス) @page12 id: fd92b45f0d (このIDを非表示/違反報告)
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