料理 ページ31
嵐「Aちゃんはいるかしら〜？」
お昼休み、
いつものように机で資料とにらめっこをしていると、
お姉さんが私を呼ぶ声がした。
A「なんですか？」
嵐「ああ！いたいた！
ちょっと相談があるんだけどいいかしら？」
A「お菓子づくり？」
嵐「えぇそうよ！」
彼が持ってきたチラシに書いてあった内容。
これからある学院祭などの行事のため、
夢ノ咲学院の名物となるようなお菓子をつくるイベントらしい。
A「…始めに言っておきます。
私には無理です。」
できるわけ無い…。
A「私はそんなことしたことないです。
まずまともな料理すらできません。」
嵐「それなら大丈夫よ！
あの子達、案外お料理は得意なのよねェ！」
え、初耳なんですけど…。
A「そもそもなんでまた…。」
嵐「Knightsの名誉挽回に決まってるじゃないの！
先日のＤＤＤのこともあって、
評判も下がっちゃったし、
ペナルティやらなんやらで色々不自由なのよォ。」
A「…なるほど…。」
嵐「…んもう！
Aちゃんが気に病むことないでしょ？
あなたは十分頑張ってくれたわァ。
悪いのはアタシ達なんだから、
今まで通りにお手伝いしてくれればいいのよォ！」
やはり、ここのアイドルはいい人達ばかりだ。
本来なら、私が責められてもおかしくないのに。
嵐「兎に角Aちゃんは、ただサポートをしてくれるだけでいいの！
というわけで、
明日の放課後はガーデンテラスの厨房に集合よォ！」
………え！？
A「…サポートって何？」
翠「何って…手伝うって意味だよ。」
A「単語の意味じゃないよ。」
翠くんの言葉を聞いて苦笑いする。
翠「へぇ、Knightsがそれに参加するんだね？」
A「うん。
でもあの人たち、本当に料理できるのかなぁ…。」
翠「う〜ん、
それは分からないけど、
少なくとも流星隊よりはできると思うよ。」
A「…あぁ…。」
激しすぎる人に魚に夢中な人、
不器用な子に忍者の子…。
翠くんは、そんな周りの四人を見て鬱になってそう…。
A「…納得したよ。」
翠「でしょ。」
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照山紅葉(プロフ) - 猫さん» こんにちは！お返事遅くなってしまってごめんなさい！ありがとうございます！気に入ってくださって良かったです！これからも頑張りますので、最後まで楽しんでください！ (2022年5月23日 18時) (
レス) id: 1f5ed919d9 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - とっても面白い作品ですね☺️思わず見いってしまいました‼︎お身体に気をつけて更新頑張ってください☺️ (2022年5月23日 17時) (レス) @page12 id: fd92b45f0d (このIDを非表示/違反報告)
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