賑やか ページ3
真緒「そうだ。
お前のクラスに今日から加わる子だから、
仲良くしてやってくれ。」
真緒先輩は私の背中を押す。
翠「…え！？」
真緒「？」
高峯さんが声を上げた。
翠「女の子ってことは…プロデュース科ですか？」
真緒「おぉ、話が早くて助かる。」
翠「でも、それなら2年生の転校生さんがいるんじゃ…。」
真緒「そうだな。でも、
あいつ一人だけでは、全部に手を回すことは不可能だし、
そのサポート係って感じだ。」
翠「なるほど。
だから、転校生さんみたいに公には発表されてないんですね。」
高峯さんみたいな感じで、みんな驚いちゃうのかなぁ…。
正直、クラスに入りたくない…。
真緒「そうだな。
取り敢えず、俺は生徒会室に戻るから、
あとは頼んでいいか？」
え！？真緒先輩いなくなるんですか！？
翠「…まぁ…。」
真緒「サンキュ！高峯。
じゃあ、A、頑張れよ！」
爽やか笑みを私達に向けて、
真緒先輩は去っていった。
翠「えっと…
俺は高峯翠って言います。
同じクラスだから…宜しく…。」
A「わ、私はAって言います。
宜しくお願いします。」
すごくかしこまった形になった…。
教室に入ると、中にいたメンバーは驚いた目でこちらを見る。
…待って、怖い。
注目されるのは好きじゃない。
「翠く〜ん！
その女の子はどなたッスか！？」
「まさか、転校生！？」
「でしたら、プロデュース科でしょうか？」
「おいおい、質問攻めはよせ…。」
賑やかなクラスだなぁ…。
翠「この子、転校生なんだって。」
翠くんが色々と彼らに説明してくれる。
ひなた「そうなんだ！
転校生、俺は葵ひなた！
よろしくね！」
A「私はAです。
こちらこそよろしくね。」
鉄虎「俺は南雲鉄虎ッス！
仲良くしましょう！」
創「ぼくは紫之創です。
Aさん、よろしくおねがいします♪」
友也「俺は真白友也。
クラス委員だから、なにか困ったことがあったら言ってくれ。」
その他にも、クラスのみんなに自己紹介してもらい、
私の頭の中はこんがらがるばかり。
…名前しか覚えてない…。
そんなとき、先生が教室に入ってきて、
ＨＲが始まったのだった。
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照山紅葉(プロフ) - 猫さん» こんにちは！お返事遅くなってしまってごめんなさい！ありがとうございます！気に入ってくださって良かったです！これからも頑張りますので、最後まで楽しんでください！ (2022年5月23日 18時) (
レス) id: 1f5ed919d9 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - とっても面白い作品ですね☺️思わず見いってしまいました‼︎お身体に気をつけて更新頑張ってください☺️ (2022年5月23日 17時) (レス) @page12 id: fd92b45f0d (このIDを非表示/違反報告)
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