ハードな毎日 ページ12
真緒「特に、Knightsはな。」
『あんた以外のやつは、
本気でこの場所を望んでたのかもねぇ。』
『俺は、俺を応援してくれるファンの味方だから。』
…あれが、厳しいことには入らないかもしれないけど…。
真緒「あそこ、素直になれない人多いから。」
また新しく、あの人たちを知れた気がした。
A「失礼します。
…あれ？」
スタジオには、
ただ寝息を立てている凛月先輩しかいなかった。
確かにまだ３０分前だ。
…何もかぶらずに眠ってたら、風邪ひきますよ。
私は、鞄からブランケットを取り出した。
凛月先輩がよく寝ていることは先輩から聞いていたため、
ブランケットを買っておいた。
凛月先輩の体にそっと被せたあと、
隅の机で裁縫道具を広げる。
ＤＤＤに備えて、
衣装のほつれを直しておきたい。
お母さんにやり方を教わったけど、
私はもともと不器用なため、
上手くできないので、
早めに取り掛かっておこうと思う。
手が絆創膏だらけになることは確信している。
つまり、何も怖くない。
ー三十分後ー
なんでみんな来ないんだろう…。
凛月先輩ずっと眠ってるし…。
携帯を取り出すと、
A「…ぁ…。」
今日レッスン無かった…。
流星隊と交互にあるとばかり思ってた…。
そういえばみんな、今日都合が悪いって言ってたなぁ。
暇なのは…
この人だけか…。
仕方ない。
６時半には私も塾があるから、
６時まではここにいよう。
再び針を手に取り、
チクチク衣装を仕上げていった。
A「…仕事多いなぁ…。」
私には休憩時間なんてないよ。
転科してきて２週間経ったけど、
忙しさは増すばかり。
休み時間だって、
ひなたくんたちと会話を楽しみながら
資料ばかり読んでるし、
弁当食べながら課題してるし、
昼休みは生徒会の仕事、
放課後は、レッスン…。
家では終わらなかった課題や、模試の対策。
そして衣装の修正。
休む時間はない。
中学でもこんな感じだったから、
慣れてはいるけど…。
それでもきつい…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 280人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
照山紅葉(プロフ) - 猫さん» こんにちは！お返事遅くなってしまってごめんなさい！ありがとうございます！気に入ってくださって良かったです！これからも頑張りますので、最後まで楽しんでください！ (2022年5月23日 18時) (
レス) id: 1f5ed919d9 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - とっても面白い作品ですね☺️思わず見いってしまいました‼︎お身体に気をつけて更新頑張ってください☺️ (2022年5月23日 17時) (レス) @page12 id: fd92b45f0d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
