合格 ページ1
生徒会室のドアを開け、
恐る恐る中へ入る。
横一列に、
７人が並ぶ。
入学して一週間、
普通科の彼女たちは、
ある試験を受けていた。
敬人「早速だが、審査の結果を報告する。」
普通科は全部で７クラス。
それぞれのクラスから１名を選出し、
その７人の中から１人、
新しく新設される予定である、
プロデュース科のテストケースの生徒としてアイドル科に送り込む。
２年生にはプロデュース科に転校して来た生徒がいるが、
その一人だけでは流石に厳しいため、
全校生徒には伝えずにもうひとりだけ、
プロデュース科への移動を認めたのである。
敬人「全員目を瞑ってくれ。
その後に一人だけ肩を叩く。
叩かれなかった６名は、速やかにこの部屋から立ち去れ。
分かったか。」
「「はいっ。」」
７名は、ドキドキしながら目を閉じた。
ある少年が、一人の少女の肩を叩く。
真緒「…おめでとう。」
A「！？」
残りの６名はその声を聞くと、
静かに生徒会室から去っていった。
敬人「まずは、合格おめでとう。
明日からお前はプロデュース科の生徒だ。」
A「あ、ありがとうございます…。」
声が少し震えている。
敬人「そして、言っておくべきことがいくつかある。
まず１つは、
お前のことはまだ、アイドル科の生徒に知らせていない。
あくまでも、
２年の転校生の補佐役として、来てもらうからだ。
本来ならば、
お前も彼女と同じようにプロデューサーを目指してほしいが、
普通科に入学したということは、
別に目標があるのだろうからな。」
彼らなりに配慮はしてくれているようだ。
敬人「そして２つ目、
そのことから、お前のプロデュース科の滞在期間は１年とする。
その間、普通科での学習は個人で行うこと。
普通科の生徒ということに変わりはないため、
出る課題は全て普通科のものだ。
また、２年になれば、
普通科に戻ってもいい。
残りたければこちらに残ってもいい。
難関大学進学は難しいだろうが。」
敬人「そして３つ目。
お前には、２つのユニットの専属プロデューサーになってもらう。
明日にでも紹介しよう。」
取り敢えず、Aはプロデュース科で過ごすことになった。
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照山紅葉(プロフ) - 猫さん» こんにちは！お返事遅くなってしまってごめんなさい！ありがとうございます！気に入ってくださって良かったです！これからも頑張りますので、最後まで楽しんでください！ (2022年5月23日 18時) (
レス) id: 1f5ed919d9 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - とっても面白い作品ですね☺️思わず見いってしまいました‼︎お身体に気をつけて更新頑張ってください☺️ (2022年5月23日 17時) (レス) @page12 id: fd92b45f0d (このIDを非表示/違反報告)
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