乙女かよ… ページ5
〜A視点〜
A「真緒、どうしたの？」
真緒「いや、生徒会の仕事が終わんなくてなぁ…。
俺、まだ課題もあるんだよ…。徹夜かなぁ…。」
アイドル科だから、ライブやらなんやらで生徒会はドタバタしてるんだろう。
A「簡単なことならやってあげるよ？」
真緒「いや、お前塾だろ？」
A「たまたま今日は休みなの。
私にできることない？」
う〜んと考え込む真緒。
真緒「資料をまとめてホッチキスで留めるくらいなら…。」
A「分かった。それやるよ。
真緒の家、行ってもいい？」
真緒「別にいいけど…って、え！？」
何故か驚く真緒。
A「どうしたの？」
真緒「…なんでもない。
行くか。」
嫌だったかな？
でも…そんな顔してないから大丈夫だと思うけど。
〜真緒視点〜
真緒「お前がうちに来るなんて何年ぶりだ？」
A「結構前だよね。」
真緒「あぁ。…なんて言うか…
こんな関係になってから家に来てもらうなんて…へんな感じだな…。」
A「そうなの？」
真緒「…まぁ、とにかく上がれよ。」
俺はAを家にあげる。
こいつそういえば、少女漫画とかあんまり見ないんだったな…。
たまに妹に話を聞いてたらしいけど
…そこまでは知らないみたいだな。
俺も、興味があるわけじゃないけど、
妹に読んでほしいと言われた漫画は面白くなくても読むようにしていて。
その中に何個かこういうやつがあったんだよな…。
お家デートみたいなのが…。
まぁ、そんなこと考えてたら、
凛月とAは毎日お家デートしてるようなもんだけどな。
なんかムカつく…。
真緒「お茶持ってくるから、適当にくつろいでてくれ。」
俺は部屋を出た。
俺心臓保つかな…。
分かってる、分かってるけど…。
我慢できるかな…。
好きなやつが俺の部屋にいて、
俺のものに触れていて…
俺の一番近くにいて…
耐えられるかどうか…。
俺の理性よ、保ってくれ！
変なことさせんじゃねぇぞ！
最近恋人になったばかりだぞ！
…でも正直、恋人らしいことはしたいって思うんだよな…。
せっかく俺の隣を選んでくれたんだから。
って、俺は乙女かよ…。
気持ち悪い…。
Aが俺のこんな気持ち知ったら、
絶対引かれるな。
そればかりは勘弁だ。
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照山紅葉(プロフ) - あきらさん» ありがとうございます〜！！めちゃくちゃ嬉しいです！！小説もイラストもこれから更に成長していきます！！ (2023年2月28日 21時) (
レス) id: 1f5ed919d9 (このIDを非表示/違反報告)
あきら - イラストげきカワ (2023年2月26日 21時) (レス) @page10 id: 930f5369be (このIDを非表示/違反報告)
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