軌跡7 ページ7
石川祐希 said〜
彼女を初めて知ったときのことをぼーっとしながら思い出していると
女子の会見が先に始まり、控室のTVの前でソワソワと落ち着かない気持ちになりながら眺める
俺、めっちゃ変な人じゃない？って周りをみてみると
高橋「うぉおお！やっぱAさん美人！！」
なんて叫んでたぶん俺よりソワソワしてる健太郎さん
自分よりソワソワしてる人が居て逆に冷静になる
しかもみてる人一緒だし
えぇ、俺こんなんだったの？健太郎さんと同類になるの嫌なんですけどと思っていると
関田「なにお前ら、女子の会見見てんの？ 健太郎はAさん目当て？笑」
大学の先輩でもあった関さんがマサさんを連れてこっちにやってくる
高橋「いや、めっちゃ美人じゃないですか！しかも大学が一緒なんすよ！」
ん？？？ちょっと待って 今なんて言った？？
関田「え、お前Aさんと同じ大学なわけ？？ じゃあ喋ったりしたことあんの！？」
関さんが俺が1番気になっていることを聞いてくれる
高橋「いやぁ、それが同じ大学なんすけど会ったことはないんすよ、女子のガードが硬すぎて 遠目ではみたことあるんすけど」
関田「会ったことも喋ったこともないのかよ笑」
高橋「いや、もうすごいんすよ？ ガードが硬すぎて男は近づけないんすよ！」
友達と何回もチャレンジしたけど無理でしたとか言ってる健太郎さんに なんだ、喋ったことも会ったこともないんじゃんと安心していると
柳田「あ、Aさん」
今まで静かに会見をみてたマサさんが言葉を発する
健太郎さんと関さんの話を聞いていたらいつの間にか他の女子選手の紹介は終わっててAさんの番になっていた
緊張しているのか少し強ばっている表情で
A「背番号7 AAです ポジションはロシアではSやL 大学ではOHをしています まだバレーボールの経験は皆に比べると浅いのでそこをカバーしながらプレーをしていきたいと思います！ またサーブはロシアで特に力をいれて磨いてきたので活かしたいところです 165cmとOHとしては小さく不安に思う方もいると思いますが、跳躍力はここにいる誰にも負けないと思っているので「小さくても飛べます！」というところを皆さんにお見せできればと思います
……なんかキャッチコピーみたいでダサいんで小さくてものところは聞かなかったことにしてください笑」
堂々と目標などを言っていたのに最後にお茶目なことをいう彼女
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な(プロフ) - コメントありがとうございます！忙しくて更新できてないですが頑張って更新していこうと思います とっても励みになります(*˘︶˘*).｡.:*♡ (12月28日 20時) (
レス) id: a30c48fe6a (このIDを非表示/違反報告)
えにゃん(プロフ) - 何回も見るほど好きな小説です！！更新楽しみに待ってます(｡•ㅅ•｡)♡ (12月21日 15時) (レス) id: e67d1365d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2023年10月28日 20時
