軌跡23 ページ23
マサさんと一緒に買い物に行くことが決定したと思った瞬間
石川「な、な、な、なんで！？なんでマサさんだけ！」
小野寺「それはずるい！」
黙々と課題をこなしていた2人が声をあげる
それに反応するかのように様子見をしていた他の人たちも「ずるい！」「俺たちも連れて行け！」と2人に同調しだす
どうするのかな？とチラッとマサさんを見ると
柳田「……………………………」
すんごい渋い顔してる…
結局自分たちも絶対に一緒に行くって聞かない人たち、特に祐希さんと太志さんの同級生コンビにマサさんが折れてこの場にいるメンバー全員で行くことになった
流石に1人ではキツイと紗理ちゃんに頼み込んで、一緒に買い物をしてくれる約束を取り付けることに成功する(マサさんにはちゃんと許可は取ったよ)
マサさんもなんだかんだ言いながら後輩に甘いよなぁと、紗理ちゃんと近づく勇気が持てず現実逃避していると
A「…あ」
史上最高の逸材と呼ばれる彼のくりくりとした大きな黒目と視線がぶつかる
石川「2人ともこっち〜！」
元気に笑顔でこちらに手を振ってくる史上最高の逸材
A「あぁぁ……終わった……見つかった……」
往生際悪くそのまま2人して固まっていると待ち合わせの時間には少し早いのにすでに全員揃ってる男性陣が一斉にこっちを向く
今にもこっちに向かってきそうな雰囲気に慌てて合流しようと紗理ちゃんと走り出す
A・紗理奈「…おはようございます」
男性陣「おはよう！」「おはよう」
スタイルが良すぎるせいか何を着てもみんな似合っていて、周囲の目線が痛い(特に女性の目線…)と必死に目線を逸し続けていると
「何買おうかな〜」とか「どこから行く〜？」なんてキャッキャッと女子みたいな会話をしている太志さんと翼さん
紗理奈「なんか私たちより女子がいない？笑」
A「完全にこっちの女子力負けてそうだけどね笑」
2人の会話に和んでしまって紗理ちゃんと笑いながらその後に続く
関田「…なんで最初に行く場所がトイザ○ス？」
高橋「え、俺ら誰も小さい子どもなんていないよな？」
久原「ここってちっちゃい子たちが来るとこやんな？」
紗理奈「Aのところにそのめっちゃちっちゃい子たちがいるんですよ」
一同「……………え？？？……………」
真剣におもちゃを手に取って選んでいると「「「「「Aちゃん！！！！」」」」」と呼ばれる
振り向くと面白そうに笑っている紗理ちゃんと真顔だったり焦ったような顔の先輩たち
あ、これなんか面倒くさいやつだ、絶対
しかもあれはめっちゃ楽しんでる顔の古賀紗理那だ
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な(プロフ) - コメントありがとうございます！忙しくて更新できてないですが頑張って更新していこうと思います とっても励みになります(*˘︶˘*).｡.:*♡ (12月28日 20時) (
レス) id: a30c48fe6a (このIDを非表示/違反報告)
えにゃん(プロフ) - 何回も見るほど好きな小説です！！更新楽しみに待ってます(｡•ㅅ•｡)♡ (12月21日 15時) (レス) id: e67d1365d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2023年10月28日 20時
