軌跡20 ページ20
石川「ねぇねぇ(名前 )ちゃん、これなんて意味？」
A「………………………」
小野寺「Aちゃん、これ分かる？ あ、後このお菓子食べる？」
ぎゅうぎゅうに両隣に座って質問をしてくる2人
遡ること少し前
夜ご飯を食べた後、学生の本文は勉強とでも言いたげに大学から大量に来ていた課題をやるために食堂の隅にあるカフェテリア来ていた
作業を始めていたら同じように課題を大量に持った石川さんと小野寺さんがやって来る
A「お疲れ様です、石川さん 小野寺さん……あ、」
石川「もぉ〜、ゆ・う・き！でしょ！」
小野寺「名前で呼ぶ約束でしょ？」
ほら、名前で呼んでみて！と言われ合同練習が始まって連絡先を交換したあたりから何度も名前で呼んでくれとお願いされていたことを思い出す
A「…すみません ……祐希さん、太志さん」
名前を呼ぶと「んふっ」と満足そうな笑顔を見せてくれる2人
めちゃくちゃ2人とも大型犬なんだよなぁ、嬉しそうに尻尾を振っているのが見える気がすると内心思いながら簡単な質問に答えながら課題を進めていると
久原「皆で何してるん？ てか、めっちゃぎゅうぎゅうやん笑」
ぎゅうぎゅうに座っている私たちを笑いながら久原さんがやってくる
久原「絶対Aちゃん窮屈やろ笑 2人とも椅子寄せすぎやん、もっと離れたり」
2人に注意をして、真向かいの席に座ってくると
久原「げっ！3人とも課題やってるやん」
3人分の課題を見て顔を顰めている
小野寺「翼さーん！ここ教えてほしいんですけど！」
久原「俺もこんなん分からへんわ！」
同じ大学の先輩、後輩らしい2人が遠慮のない会話をしていて、太志さんの質問に分からないと言いながら一緒になって考えてくれる久原さんは優しい人だと思う
まだあまり話したことはないけど、いつもニコニコと笑顔を浮かべている印象で先輩と後輩は似るのかな？なんていつもふわふわと笑顔を浮かべている2人を見る
しばらく時間が経ち、飲み物を買おうと席を立つ
何を飲もうか迷っていると
久原「何がいいん？俺も飲みたいものあるから好きなやつ選んでええよ？」
いつの間にか横に立っていた久原さんに驚く
A「じ、自分で買います」
と言うけど、「可愛い後輩なんやから遠慮なんてせんといて」とほにゃりとした笑顔で言われてしまう
A「久原さん、ありがとうございます」
結局お茶を買ってもらってお礼を言うと
久原「……俺のことも翼って呼んで」
少し首を傾げて覗き込むようにしてお願いされる
A「……翼さん？」
名前を呼ぶと嬉しそうに笑っている翼さん
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な(プロフ) - コメントありがとうございます！忙しくて更新できてないですが頑張って更新していこうと思います とっても励みになります(*˘︶˘*).｡.:*♡ (12月28日 20時) (
レス) id: a30c48fe6a (このIDを非表示/違反報告)
えにゃん(プロフ) - 何回も見るほど好きな小説です！！更新楽しみに待ってます(｡•ㅅ•｡)♡ (12月21日 15時) (レス) id: e67d1365d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2023年10月28日 20時
