Ep.88_変化�� ページ40
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「そんなの分かってます！
でも、だからといってジニョクヒョンがここまで怒る必要はないじゃないですか！」
必死に上げた声は上擦っていて、聞き苦しかった。
ｼﾞﾆｮｸ「俺だって、お前が何か言ってくるまでは無駄に口を出さないって決めてた。
でも、これは違うだろ！ お前は理不尽に責められても、すみません、大丈夫ですって笑って誤魔化すつもりか！？」
そう言われ、はっとした。
図星だったし、＿＿険しい顔で訴えるジニョクヒョンを見て、彼の顔が頭によぎったのだ。
ﾕﾝｿﾝ「ジニョギヒョン！ 落ち着いてください！！」
ｽﾝﾖﾝ「やめろって！」
無意識に私の手が緩むと、ジニョクヒョンはそのまま引き剥がそうとする。
しかし、スンヨンヒョンとユンソンが止めに入る。
強く抑えられ、ジニョクヒョンは諦めたのか抵抗もせず小さく息を吐いた。
ｼﾞﾆｮｸ「……2人だって知ってるだろ。Aが自分の練習時間を削ってまで他のクラスを回って、個人練習にも付き合って……自分の練習は深夜にやってること。
昨日だって、朝まで一睡もせずに練習してたんだろ？」
むしろ同室なんだから俺よりも分かってるはずだ。
冷静にそう言うジニョクヒョンに、スンヨンヒョンもユンソンも返す言葉がなかったのか、それは……と言い淀んだ。
私もジニョクヒョンがそこまで知っているなんて思ってもなくて、何も言えなくなった。
ｿｸﾌﾝ先生「……例えそうだとして。Aが出来なくていい理由になるか？誰かに教えてたから出来ませんでした、で許されるほどプロの世界は甘くないぞ」
さっきまでずっと無言だったソクフン先生が口を開いた。
私とジニョクヒョンのやり取りを見てどう思ったのだろうか、その表情からは分からなかった。
「はい、分かってます。今ここで、歌って踊ればいいんですよね？」
ｼﾞﾆｮｸ「A、」
ジニョクヒョンの腕から手を離して立ち上がると、腕を捕まれ呼び止められる。
さっきとは逆だな、そう心の中で笑いながらジニョクヒョンの顔を見る。その顔はさっきまでの険しい顔ではなく、いつもの優しい、心配している顔だった。
「いいんです、ジニョギヒョン。……先生の仰ってることは正しいです。
みんなに教えている癖に自分ができなかったなんて、かっこわるし、私に教わった人が私に申し訳なく思っちゃうじゃないですか」
私はそんなの嫌です。
ジニョクヒョンの瞳を見つめながそう笑った。
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カナル式(プロフ) - もっすさん» コメントありがとうございます。私もプエクとあんスタ好きな方に読んで頂いてとても嬉しいです！元からジヌくんは絡む予定があるので大丈夫ですよ〜！ちょっと先になってしまうかもですが楽しみにしていただけたら嬉しいです(^^*) (2020年1月28日 1時) (
レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
もっす(プロフ) - プデュとあんスタ好きな私得な小説をありがとうございます...！！ぜひ良かったら私の1pickのジヌくんと夢主君の絡みを見たいです！！すぐではなくていいのでいつかお願い致します...！ (2020年1月27日 23時) (レス) id: 13cf908321 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - rinrinさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！展開は遅いですが楽しみにして頂けると嬉しいです(*'▽'*) (2020年1月21日 22時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
rinrin - 最近読んだ小説の中で一番面白いです！更新楽しみに待ってます！ (2020年1月21日 0時) (レス) id: e3d225ddc4 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - たなかさん» コメントありがとうございます。そう言って頂いてとても嬉しいです！展開は遅いですがこれからもよろしくお願いします(*^^*) (2020年1月9日 16時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナル式 | 作成日時：2019年12月15日 22時
