Ep.52_タイトル曲�� ページ4
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翌日、ついにタイトル曲が発表される時間になった。
クラス順に前から並んで先生達待つ。
会場は緊張やら期待やらでざわざわしている。
ｼﾞﾆｮｸ「緊急してるのか？」
隣にいるジニョクヒョンが私の顔を心配そうに見つめる。
「うーん、少しだけ。
でも新しい曲は楽しみですよ。私たちのための曲ですから。早く歌いたいです」
そう言って笑うと、俺も楽しみだよ、とジニョクヒョンが優しく微笑んだ。
発表された曲のタイトルは「X1-MA」。
ジマ？と謎のタイトルに私も周囲も首を傾げていたけれど、モニターに映し出された映像を見たら一気にその疑問も吹き飛んだ。
(うわ、ダンス難しそう……迫力がある……)
"ダンスの難易度が高い"
真っ先にそう感じた。
(そういえば、来る前にみんながが今回の曲はプデュ史上1番難しいかもしれないって言ってたもんなあ……)
みんなとの会話を思い出しながら思わず苦笑いしてしまう。
「3日後……やっぱり早いですね」
私の言葉に、ジニョクヒョンとウソクヒョンが頷いた。
再評価は3日後。
そこでまたAからFクラス＿そしてXに分かれることになる。そして、ソロのあるセンターはAクラスから選ばれるのだ。
(下のクラスになったら……ううん。そんなこと考えちゃ駄目だ。しっかりしないと)
小さく首を振った。
ｳｿｸ「Aは＿＿センターになりたい？」
ウソクヒョンがぽつりと呟いた。
まるで私の心の中を読んだかのようなウソクヒョンの問いかけに思わず目を見開いてしまう。
そんな私を見ながら、俺はなりたいよ、とウソクヒョンは静かに言った。
(ああ、ウソギヒョンは……いや、みんなは本気なんだ)
みんな、センターになりたいんだ。
周囲のやる気が肌に刺さるように感じた。
「私は……、まだセンターになるほど実力はありません」
ｼﾞﾆｮｸ「それは、」
違う。
それをジニョクヒョンが言い切る前に私はもう一度口を開いた。
「だけど、だからといってAを目指さない理由にはならないですよね？
それに……本気でこの曲を取り組んだらきっと、センターになりたいって心から思える気がするんです」
これが先生たちの言う、"自信"ですかね？
私の言葉にウソクヒョンは安堵したように顔を綻ばせた。
ｳｿｸ「良かった。今はそれだけで充分だよ」
「ありがとうございます、ウソギヒョン」
ああ、頑張らなくちゃな。改めてそう思った。
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カナル式(プロフ) - もっすさん» コメントありがとうございます。私もプエクとあんスタ好きな方に読んで頂いてとても嬉しいです！元からジヌくんは絡む予定があるので大丈夫ですよ〜！ちょっと先になってしまうかもですが楽しみにしていただけたら嬉しいです(^^*) (2020年1月28日 1時) (
レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
もっす(プロフ) - プデュとあんスタ好きな私得な小説をありがとうございます...！！ぜひ良かったら私の1pickのジヌくんと夢主君の絡みを見たいです！！すぐではなくていいのでいつかお願い致します...！ (2020年1月27日 23時) (レス) id: 13cf908321 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - rinrinさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！展開は遅いですが楽しみにして頂けると嬉しいです(*'▽'*) (2020年1月21日 22時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
rinrin - 最近読んだ小説の中で一番面白いです！更新楽しみに待ってます！ (2020年1月21日 0時) (レス) id: e3d225ddc4 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - たなかさん» コメントありがとうございます。そう言って頂いてとても嬉しいです！展開は遅いですがこれからもよろしくお願いします(*^^*) (2020年1月9日 16時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナル式 | 作成日時：2019年12月15日 22時
