旦那の取り扱い説明書【灰谷蘭】 (ページ3)

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使用上のご注意ページ3

【嫉妬で機嫌が悪い時の対処法】

『おはよ〜一君！今日の仕事は〜？』

九「お〜リスト送ったから…頼む」

パソコンを開いて確認。仕事は前とは変わらない
蘭と出勤するとかはたまにで、洗濯とか洗い物とかを済ませて蘭は出社する。

嫁失格？ズボラな私に家事はあんまさせてくれないってわけw

『一君‼︎今日のリスト多くない？ありえなー…』

九「じゃ、お前どっち取んの？金と暇」

『もち暇でしょ‼︎いや…頑張るわ』

こんな感じで2人で永遠にやり取りするんだけど

ｿﾞﾜｯ

『一さん、何か寒気する〜』

九「だろうな、視線だるすぎ大丈夫？お前」

寒気の原因なんて一つしか無くて
蘭が出社して視線が後頭部に刺さるからで

『蘭〜おはよ？』

蘭「何で疑問？…意味不明…」

俺今めっちゃ不機嫌MAXですよ！
と言わんばかりに一君を睨みつけ

〝旦那こえ〜〟
と煽る一君に貧乏ゆすりが止まらない蘭

こんな時は見なかったふり

『じゃ！1件目……行ってくるわ〜』
と鞄と下の子に連絡して急いで駐車場まで向かうんですが！

エレベーターに乗れば閉まる直前に長い足が扉の隙間に突き刺さる

蘭「…乗る」

『蘭も今…から〜？今日どこ？』

蘭「ん？知らない」

『何怒ってんの？一君？』

蘭「わかってんなら聞くな…」

かっっっっわいいいw ww
可愛いくて吐きそう‼︎ヤバいって思った自分に爆死w

結婚してからと言うものの嫉妬と言う物が激しくなったのが事実

そんな時は‼︎

『蘭ちゃん？怖い顔ヤダ…愛してるのになぁ』
とまず腰に抱きつく

蘭「九井との距離近すぎ…」

『蘭が大好きって話してたのに？自慢したい旦那なのに？』
と上目遣いで先手必勝

蘭「…まぢ？」

この時の〝まぢ〟は〝嬉しい〟と一緒で

蘭「俺のだから誰にも渡さないw」

不機嫌からご機嫌に変わったところで

『蘭？仕事だから一旦離れて？』

いつも通りの私達に戻る

蘭「いってらっしゃいwA」

『蘭‼︎夜…待っててねw』
大好きを込めたキスをして仕事に戻る

機嫌が悪くなった時はまず‼︎

【抱きついて、見つめて、キス‼︎キス‼︎キス‼︎】

子供っぼい蘭が

『まぢ糞可愛いすぎて…仕事にならないわー…』