元暗殺者はFBI！？３【暗殺教室×名探偵コナン】

９３話 ページ3

ASide





次に目を覚ますと、見慣れない部屋の天井が飛び込んできた。


どこだろう、ここは……………。


部屋は沢山の物で溢れかえっている。


いや、ごちゃごちゃしすぎ…………。


動こうと思って起き上がると、鈍い痛みが走った。


が、それ以上に驚いたことが。







『重っ……………』


快「…………………」






黒羽快斗、もといい怪盗キッドが私の足の上に寝ていた。


あれだ、側にいてそのまま寝ちゃったパターン。


んー、そういえばこいつはまだガキだったな。


なんて一人で思いながら布団をかけてやる。






『さてと』






この部屋から出るとしますか。


くまなく部屋を探索する。


が、出口もなければ入り口もない。


何なんだこの部屋。





快「ここは隠し部屋。そう簡単に見つからないよ」





声がして振り向けば、彼がのそっと起き上がった。




快「まだ寝てなきゃだめじゃん」


『大丈夫』


快「何日寝てたと思ってるんだよ」


『……………半日？』


快「バーロー、三日だ」






そんなに寝てましたか。


自信満々に大丈夫とか言って恥ずかしいな。





快「ほら寝てろ」


『へーい』




大人しくベットに戻る。


それに少なからず驚いた黒羽。


私は静かに目を閉じた。

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