元暗殺者はFBI！？３【暗殺教室×名探偵コナン】

９４話 ページ4

ASide




なんて、私が大人しくいうことを聞くはずがない。


黒羽が部屋を出ていくときに扉の場所をこっそり確認しようと思ったのだ。




『…………………』



快「………………たぬき寝入り？」



『……………………』



快「起きてるだろ」



『うん、起きてる』


快「あーもー、お前何がしたいんだよ！何でもしてやるからとにかく寝てろ！」







『…………言ったね？何でもするって言ったね？』



快「お、おう」







私にはどうしてもしなければならないことがあった。


このままでは組織は逃げた私をどこまでも追いかけてくるだろう。


周りに危険が及ぶ可能性がある。


だから、





『私は死んだことにならなければいけない』



快「……………は？」



『だから私が死ぬのを手伝って？』



快「…………そんなこと、できるのかよ」



『一応作戦はある。だいぶ無茶するけど。

まずは適当に死体を見つけてくる。女性で私とよく体型が似ていて、年齢が同じくらいの。

それを私が逃走した病院の近くに放置する。それが発見されればこっちのもん。

怪盗キッドの君が解剖医に変装して、色々と死体の資料を書き換える。歯型とかDNAとかね。そうすればもう一人の私が出来る。死んだ私がね』




快「色々と突っ込みたいんだが。まずそんなに都合よく死体が見つかるか！？」





『それは問題ないよ』





ニヤッと笑う。


もちろん当てはあるんだ。

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