弟のように思っていたのに押し_倒されるとか聞いてない【冨岡義勇】

聞いてないの ページ8

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あの後
嘘です。本当は分かってます
と言ってむいちゃんは私に微笑みかけた。


可愛すぎ。



嫁いでこない？












「Aさん、どうしたんですか？いつにも増して変な顔してますけど」









可愛いし
敬語使ってるし
さん付けなんだけど、辛辣だね。




いつにも増してってことはいつもそんな変な顔してんの？私、え？









「実はさぁ………」









と先日あった出来事を全て話した。

というか思うんだがこんなこと14歳に相談するべきことなのだろうか？



10も歳の離れている子に恋愛相談とかイタくない？










「冨岡さん可哀想」

「私の味方じゃないんかい」

「だって、
Aさん気がついてないじゃないですか」









何に？という顔をするとはぁ、
とため息をつかれた。



私昔からよくため息つかれるんだけどなんでかなぁ

特に義勇には何回もため息つかれたことがある









「冨岡さんの好意に」

「え？」









確かに、好きだとは言われた。
接吻もされた。
押し倒された。




…………あ、れ、？









「え、うそ」

「本当に気がついてなかったんだ」









じゃあ、義勇は私の事
男女のあの恋愛的に好きってこと？


いや、てかそれ以外に有り得ないのか。





14歳に気付かされる25歳ってどうなのよ。
ねぇ。









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