聞いてないってば ページ5
.
「ハァっ、何してっ」
「教えてやる」
義勇は唇を離すとギラりとその深青の瞳を
光らせ、私を見た。
私の知ってる義勇じゃないみたいだ。
「俺は今まで1度も姉として見たことはない。
弟ならば、姉を組み敷いたりしないし、姉に欲_情しない。」
ゾクリ、と背筋が凍った。
こんな義勇知らない。
目の前にはその瞳に情欲を眠らせた男の顔があった。そして、それはドンドン近づいてきた。
「俺は、お前が好きだ。」
そうして、また唇を重ねられた。
今度は唇の間を割って舌が入ってくる。
「んんっ!?ふんぅ」
あ、あんたこんなのどこで………!?
甘いシビレに思考がおかされる。
しかも、なんなの…キス、上手いし。
言いたいことは色々あったけど
そんなことを言う気力も無かった。
だが、次の瞬間一気に目が覚めた。
「ッ!?」
あろうことか、服の中に手が入ってきたのだ。
肌に触れる手に、私の中でプツリと何かが切れた。
「調子に乗るなぁぁあ!!」
.
1039人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まおきる - カラスの名前小梅太夫は笑ったw (2021年3月30日 18時) (レス) id: 3a640c3b7e (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すごく面白かったです!!!新作も見てみます! (2020年5月14日 14時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - knmrurtさん» 幸せな気持ちって、、、ww、、、、それな!! (2020年4月7日 8時) (レス) id: e199ba65d0 (このIDを非表示/違反報告)
knmrurt(プロフ) - 幸せな気持ちになりました(泣) (2020年4月7日 6時) (レス) id: 6a1245db6a (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - ゆっくり休んでね、、、 (2020年4月4日 23時) (レス) id: e199ba65d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レイン | 作成日時:2020年3月31日 21時