序章７６ ページ28
(→sideイデア)
「わかった！すぐ行くね！」
ブツっと切れたオルトとの交信。
あー…今日は深夜イベ攻略は断念せざるを得ませんなぁ…
ヘッドフォンを外して、ゲーミングチェアをぐるりと回転させれば、ものの見事に散らかった部屋。
あー…アレ置くスペースあるかなぁ…
「兄さーん！お待たせ！Aさん連れてきたよ！」
連れてきたっていうか、担いできたっていうか…
肩に人一人担いで部屋に飛び込んできた弟にどこ方面から突っ込んでいいのかわからなくなる。
「おｋ。ひとまずAは僕のベッドに寝かせて、オルト、『快眠マシーン☆スリープ君３世』持ってきて。」
「え。あの「誰でも一瞬で夢の世界へ！一度使えば疲れ吹っ飛ぶ快眠をあなたに！」ってやつ？」
「うん。」
「わかった！それまでに『快眠マシーン☆スリープ君３世』を置けるだけのスペースを作っておいてよね！」
売り文句まで完璧に言えるオルト。我ながらできた弟だ。
Aをゆっくりベッドに寝かせた後、オルトはまたジェットエンジンで部屋を出て行った。
爆風で部屋中に紙という紙類が舞う。
パラパラと降ってきたプリント類をざーっと部屋の端に寄せて、スペースを作る。
『快眠マシーン☆スリープ君３世』は通販で買ったカプセル型の安眠ベッドを僕が改造したマシンだ。
徹夜明けとかに短時間でしっかり睡眠とれて体力回復ができるように
脳波に働きかける周波数のＢＧＭをコーディネートしたり、
ＡＩが自動的に使用者の最も快適な姿勢になるように角度を変えるマットレスにしたり、
外の音を完全に遮断できるように防音加工をしたり…
フヒヒ、我ながらここまで細やかな気配り改造。自分の才能が恐ろしくなりますわ。
「兄さん！持ってきたよー！」
「ありがとうオルト。そこに置いて。」
「よいっしょ！」
床に作ったスペースとほぼぴったりサイズの『快眠マシーン☆スリープ君３世』。
カプセル型安眠ベッドとは言うものの、見方を変えれば丸い棺桶だよな…とか
縁起でもないこと考えてたら、オルトに「それで？次はどうするの？」と急かされた。
「とりあえずAを『快眠マシーン☆スリープ君３世』に寝かせて、爆睡モードにしといて。」
「はーい！あ、シャツとか緩めたほうが良いかな？」
「そうだね、お願いできる？」
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白樺葵(プロフ) - エノさん» そして…！！！ご指摘ありがとうございますぅぅぅぅぁぁぁああ！！なんという盛大な誤変換！！！今の今まで全く気付いていませんでした！！すぐ修正いたします！！全世界のリドルファン並びにツイステファンの皆様に深くお詫び申し上げますっ！！ (2021年7月26日 12時) (
レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - エノさん» エノさん！コメントありがとうございます！うぅぅ…そんなお言葉をいただけるなんて…！まだまだこの世界も捨てたもんじゃないですね…(T△T)！ (2021年7月26日 12時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
エノ - このような作品があるなんて、まだまだこの世界も捨てたもんじゃないですね!!!それと、深紅じゃなくて真紅ではないでしょうか？？間違ってたらスミマセン｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡すべての更新作品、楽しみにしてます!!!!(｀･ω･´) (2021年7月23日 0時) (レス) id: 7ef6e5e60c (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 星猫さん» 合作？！？！おおおおお……初めてのお誘いで嬉しいです……！！ただ申し訳ありません…東方全然分からないのです……(--;)どんな作品を作りましょうか？オリジナルとか、知っているジャンルならできる気がします……！ (2021年3月11日 20時) (レス) id: 30555c691c (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか？東方は知ってます？私は、霊夢・チルノ・魔理沙・大妖精が好きです。 (2021年3月11日 18時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2021年3月5日 15時
