深海の商人３ ページ20
「よしっ！今からどんな宴にするかいろいろ考えないとな〜」
「…………」
「あの、私もお手伝いさせていただきますので、何かあれば言ってください…！」
「おう！頼んだぜ！…あ、そういえばA…」
「なんでしょう？」
「お前、スマホはどうするんだ？イデアに作ってもらうのか？」
「あ、それは…」
「……A〜…」
ぬぼっと声が聞こえた先を見れば、教室のドアからこちらを覗く青い影…
「うわっ！ビックリした…！」
「や、やぁ…ジャミル氏…」
「イデアの髪は目立つから、ちょっとだけのぞき込んでてもすぐ誰かわかるな！
あっはっは！」
「…って、なんでイデア先輩が教室に？めったに外に出ない方なのに…」
「えーと…テストが終わったら新しいスマホを買いに行こうって約束していたんです。」
「へぇ…やっぱり購買部にか？」
「えぇ。…サムさんのことだから、仕入れて準備してらっしゃると思います。」
購買部のサムさん…秘密の仲間とやらがいらっしゃるようで、
何かしら買いに行ったときに品切れや売り切れていることは一度もありませんでした。
と、話していると、いつの間にか私の隣まで来ていたイデアさんが私の制服の裾を引っ張りました。
「うぅぅ…早く行こうよ…拙者部屋の外に出てるというだけでSAN値上昇するんだから…」
「さんち…？」
「…ひ、ひとまず、行ってやったほうが良いんじゃないか？A…」
「そ、そうですね…では、また…」
「おう！新しいスマホ買ったら連絡くれよ！マジカメで友達申請しといたからさ！」
「は、はい！」
お二人に手を振って別れ、私はイデアさんと購買部へ向かいました。
「うぅ…昼間に外を歩くという苦行…ッ
Aがいなければ絶対しないでござる…！」
「そんなに怖がらなくても…と、そういえばオルトさんは？
てっきり一緒に来られると思っていましたが…」
「絶賛アプデ&メンテ中…テスト期間明けにすぐ動けるように予定組んでたけど…
予想より時間かかってて…くっ…拙者一生の不覚…ッ！！」
「は、はぁ……」
よくわからないけど、オルトさんは部屋から動けないんですね…たぶん。
イデアさんは私より長身なのに、なるべく私の陰に隠れようと
縮こまってくっついてきます。
…そんな行動したら余計に目立つでしょうに……
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雲紋 狂歌(プロフ) - 白樺葵さん» 言い方が親目線(笑)pcはですね。うちのかあいいかあいい白柴に…(^^ゞ まあ、親のスマホとvitaちゃんさえあればツイステも、更新も出来るんで。悲しくなんてっ！ないんですけどっっっっっ!!! (2021年8月26日 20時) (
レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 雲紋 狂歌さん» おぉ！反応早い！(笑)嬉しいです〜♪夢主くんね、いろんな感情にあてられてしんどくなったのかもですね…(汗) アズールとのビジネストークがですか！？カッコイイってよ〜夢主く〜ん (2021年8月26日 17時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
雲紋 狂歌(プロフ) - そして！更新ありがとうございます！ミュートロギアくんどした?!今後が気になりすぎる!!私的にアズールとの会話がなんかカッコよかった(?)です！ (2021年8月26日 13時) (レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 雲紋 狂歌さん» おぉ！ログインおめでとうございます！！しかしなぜパソコンが使えないように…！？ そうそう、昔っからそうで…夢小説という存在を知らなかったころから、映画や漫画を見ると「ここに自分を挿入したらどんな展開になるかな？」と想像するのが好きだったんですよ。 (2021年8月26日 13時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
雲紋 狂歌(プロフ) - 映画の様に…???流石です。_(._.)_ あと！念願のログイン達成！お気に入り登録しておきました!!ひゃっほう！…pc使えなくなりましたが… (2021年8月26日 13時) (レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2021年7月29日 17時
