閑話４９ ページ17
「そうお願いしようかと思いまして…」
「え？Aさん、お仕事するの？」
「接客はともかく、料理なら実家でもある程度やっていましたし、
私は部活動をしていないので放課後はいつでも動けますし…」
「ちょちょちょちょい、タンマタンマタンマ！」
「はい？」
イデアさんが手をブンブン振りながら話を遮ってきました。
私なりに考えたプランだったのですが、イデアさんはどうも納得がいっていないようで…
「あのアズール氏に頼みごとをしに行くって…
何を対価にとられるかわかったもんじゃないじゃない…！」
「大丈夫ですよ。私はお金をいただく代わりにアズールさんの労働力となるだけです。
至極まっとうな取引だと思いますけれど。」
「あのねぇ、アズール氏がまっとうな取引なんてするわけないでしょうが。」
「…まぁ、去年の一件があるので警戒はしていますが…
アルバイトをして賃金をいただく、というシンプルな流れに
何か仕掛ける隙は無いと思います。」
「……うーん…」
「兄さん、Aさんが心配なら一緒について行ったら？」
「いや…ついて行ったところで、契約の話になれば追い払われると思うし…」
「なら、Aさんに発信機と盗聴器を付けて行ってもらうとか…」
「…二人とも心配しすぎですって…」
本当にこのお二人は…過保護な保護者にしか思えないような言動が
最近より一層増えたように感じます…
「…少なくとも、ユニーク魔法を取られることは絶対にありませんし、
大丈夫ですよ。」
「いや、アズール氏のことだから強制転寮を出してくるとかもありうる…
入学式の時もAのこと狙ってたし…」
「それはないですって…」
「どうだか……」
「もう…」
まだまだ言い足りなさそうなイデアさんでしたが、
朝であまり時間がなかったこともあり、その時は適当に流して教室へ向かいました。
確かに警戒しておくに越したことはないでしょうが、
私にはユニーク魔法以外に、失って困るものがないので
あまり心配はしていませんでした。
ただ、モストロラウンジでアルバイトとして雇ってもらう。
目標金額を達成するまで。
それだけの事。
……それだけだと、思っていました。
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雲紋 狂歌(プロフ) - 白樺葵さん» 言い方が親目線(笑)pcはですね。うちのかあいいかあいい白柴に…(^^ゞ まあ、親のスマホとvitaちゃんさえあればツイステも、更新も出来るんで。悲しくなんてっ！ないんですけどっっっっっ!!! (2021年8月26日 20時) (
レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 雲紋 狂歌さん» おぉ！反応早い！(笑)嬉しいです〜♪夢主くんね、いろんな感情にあてられてしんどくなったのかもですね…(汗) アズールとのビジネストークがですか！？カッコイイってよ〜夢主く〜ん (2021年8月26日 17時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
雲紋 狂歌(プロフ) - そして！更新ありがとうございます！ミュートロギアくんどした?!今後が気になりすぎる!!私的にアズールとの会話がなんかカッコよかった(?)です！ (2021年8月26日 13時) (レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 雲紋 狂歌さん» おぉ！ログインおめでとうございます！！しかしなぜパソコンが使えないように…！？ そうそう、昔っからそうで…夢小説という存在を知らなかったころから、映画や漫画を見ると「ここに自分を挿入したらどんな展開になるかな？」と想像するのが好きだったんですよ。 (2021年8月26日 13時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
雲紋 狂歌(プロフ) - 映画の様に…???流石です。_(._.)_ あと！念願のログイン達成！お気に入り登録しておきました!!ひゃっほう！…pc使えなくなりましたが… (2021年8月26日 13時) (レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2021年7月29日 17時
