愛唄66 ページ6
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―そしてある日、私とトキヤ君は社長に呼び出され、社長のいる部屋へと来ていた。
シャ「お前たちのことはわかっている。ミーには誤魔化せないぞ。」
あ「...」
ト「...」
社長の言っていることは分かっている。
私たちは付き合っている。
でもアイドルは恋愛禁止。
それを分かっていながら、私たちは想いを止められず付き合うことを決意した。
ト「...社長、彼女の病気のことを社長も知っているはずです。
お願いします、彼女との交際を認めてください。」
シャ「何?」
ト「私たちには、限られた時間しかないのです。」
トキヤ君は隣にいる私の手を強く握る。
あ「トキヤ君...」
ト「私は、彼女がいたから本当の歌を歌えました。
こんな気持ちは、生まれて初めてでした。
彼女と共に曲を作ること、歌うこと。
そしてその歌をたくさんのファンが喜んでくれること。
気づけば私にとって、それが幸せになっていました。
だけど...彼女は今病気と闘いながら生きている。
もう時間が、僅かな時間しか残されていないのです。
だから、社長...彼女とのことを認めてください!」
シャ「...」
あ「トキヤ君...」
トキヤ君、そこまで私のことを...
シャ「いいだろう。そこまで言うのなら特別に許してあげましょーう!!」
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紗也(#°v°#)(プロフ) - チョコさん» 最後までご覧いただきありがとうございました!凄くうれしいです ほかの作品でもぜひよろしくお願いいたします。 (2019年9月29日 9時) (レス) id: d5484eee06 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - 君への愛唄最後まで読ませていただきました!とっても感動しました。推しがトキヤなのもあると思いますが、最後の方は本当に涙が止まりませんでした。本当に最高の作品でした!これからも、応援してます!! (2019年9月29日 0時) (レス) id: ffd29b2558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也 | 作成日時:2018年8月2日 21時