愛唄74 ページ14
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−Aside−
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―トキヤ君と二人だけで結婚式を挙げた翌日。
私はトキヤ君と一緒に島を観光した。
明後日帰ることになっていたから、今日は思い出を残すために島を観光して楽しもうということになった。
今朝目が覚めたら、また少し具合が悪い気がしたけど...明後日帰るし、大丈夫だよね。
うん、大丈夫。
ト「次はここへ行きましょうか。」
あ「う、うん。」
ト「__大丈夫ですか?疲れましたか?」
あ「う、んーん!大丈夫だよ!行こう!」
トキヤ君は私を見つめて、ええと言うように微笑んで頷いた。
そして私たちは、島をたくさん観光したのでした。
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―夕方、私たちは洋館へ帰った。
なんだか、ものすごく疲れたな...
ト「A、疲れましたか?」
あ「うん、ちょっと...」
ト「夕食は私が作りますから、君はソファで休んでいてください。」
あ「え、でも...」
ト「できたら起こしますから。ほら、君は休んでいなさい。」
あ「__ありがとう、トキヤ君。」
私はトキヤ君に言われ、ソファのところへ行き座る。
__ソファに横になったけど、ものすごくだるいな。
なんだろう、この感じ...今まで感じたことないだるさだ。
それに、まぶたが重い...
私はソファに横になったまま、キッチンで作業をするトキヤ君の後ろ姿を見つめる。
彼の後ろ姿も、なんだか少しぼやけてみえる。
トキヤ君...トキヤ君...
なんでだろう、すごく眠くなってきた。
あ「トキヤ...君...」
トキヤ君、お願い...傍に、いて___
...。
....。
......。
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紗也(#°v°#)(プロフ) - チョコさん» 最後までご覧いただきありがとうございました!凄くうれしいです ほかの作品でもぜひよろしくお願いいたします。 (2019年9月29日 9時) (レス) id: d5484eee06 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - 君への愛唄最後まで読ませていただきました!とっても感動しました。推しがトキヤなのもあると思いますが、最後の方は本当に涙が止まりませんでした。本当に最高の作品でした!これからも、応援してます!! (2019年9月29日 0時) (レス) id: ffd29b2558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也 | 作成日時:2018年8月2日 21時